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2002年07月30日(火) |
ロミーとミッシェルの場合 |
1963年7月30日、女優のリサ・クドローが生まれました。 金髪でナイスバディでちょっとキツネ顔と、 高慢ちきな女性が似合いそうなルックスながら、 当たり役とも言えるのは、『フレンズ』シリーズで弾けっぷりを見せる、 個性的な(自称)シンガーソングライターフィビー・ブッフェ役でしょう。 そのせいか、映画出演もコメディーが多く、 いつも楽しませてもらえます。
ロミーとミッシェルの場合 Romy and Michele's High School Reunion (ビデオリリース時のタイトルは『ロミー&ミッシェル』) 1997年アメリカ デビッド・マーキン監督 ロミー(ミラ・ソーヴィノ)とミッシェル(リサ・クドロー)は 高校時代からの親友同士ですが、 2人とも、どうもメインストリームには乗れず、 どちらかというと、いじめられっ子でした。
2人そろって田舎を出て、都会で気ままな生活をしていましたが、 ある日、高校の同窓会が開かれることを知ります。 それも情報源は、秀才ながら高校時代は変わり者と思われていた ヘザー(ジャニーン・ガロファロウ)ですが、 ロミーが働いている駐車場に高級外車を偶然とめていたために たまたま会話をする機会があり…という感じで、 すっかり差をつけられたことを実感しました。
が、10年間故郷を離れていたことは、 ロミーとミッシェルにとっては好材料です。 ふだんは着ないスーツに身を包み、知人に車を借りて、 「都会で成功した2人」を装って、自分たちをいじめていた連中を ギャフンと言わせるのだと画策するのですが……。
キャストの見どころとしては、 ヘザーに愛され、ミッシェルに恋していた、 これまた変わり者の秀才サンディーを 何げにあちこちで見る顔アラン・カミングが好演しています。
80年代育ちにはたまらない音楽がたっぷりで、色彩も鮮やか。 目で、耳で、どちらでも楽しめるし、 自分なりの劣等感と自負心をあわせ持った人々が魅力的で、 ぱーっと明るい色の花を目の前で咲かせてもらったような、 そんな気分になれるコメディーです。
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