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2002年07月28日(日) |
映画よろず屋週報 Vol16 2002.7.28 |
*****映画よろず屋週報 Vol16 2002.7.28*********************
特集「イギリスのような田舎へ行こう」
1866年7月28日、『ピーターラビット』シリーズで有名な ビアトリクス・ポターが生まれました。 ロンドンの良家の引っ込み思案なお嬢様でしたが、 毎夏、避暑のためにイギリス湖水地方で過ごした経験が、 数々の傑作絵本を生み出す糧となったようです。 そこで、イギリス(イングランド・スコットランド・ウェールズ、 そして北アイルランド)の田園風景が見られる作品を 特集します。
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サマーストーリー A Summer Story 1988年イギリス ピアース・ハガード監督 ゴールズワージーの短編小説「林檎の木」の映画化。 都会からやってきたお坊っちゃま(ジェームズ・ウィルビー)と、 美しく清純な田舎娘(イモジェン・スタッブズ)の悲恋を、 オーソドックスに描いていますが、 彩りを添えたのは、やはり美しい田園風景でした。
ウェイクアップ!ネッド Waking Ned Devine 1998年イギリス カーク・ジョーンズ監督 小さな村で、 宝くじの超高額賞金に当たったショックで昇天してしまったネッドと、 憎めない村人たちの人間模様を描いた傑作コメディー。 舞台設定は「アイルランドの小さな村(飲んべえばっかり)」でしたが、 撮影は、オートバイレースでも有名なマン島で行われたとか。
シン・ブルー・ライン The Thin Blue Line(テレビシリーズ) 1995年−96年イギリス ジョン・バーキン監督 『Mr.ビーン』でおなじみのローワン・アトキンソンが、 小さな署の警察署長を務めたポリス・コメディー 非行少年の更生キャンプでスコットランドに行ったメンバーが、 「ケルトの男」丸出しの猛々しいスコットランド人(キルト着用)に レクチャーを受けるシーンがありましたが、 なかなか次の行動に移らない面々を急かすように、 スコットランド人がキルトの裾を上げ下げするシーンがスリリングです。 (注:キルトの下には“おぱんつ”を履かないって本当でしょうか?)
ウェールズの山 1995年イギリス クリストファー・マンガー監督 (これは取り上げたときにも書いたのですが、 原題がネタバレになるおそれがあるので、邦題のみ挙げました) マザーグースのモチーフになりそうな、のどかにして激しいお話です。
永遠の夢 ネス湖伝説 Loch Ness 1995年イギリス ジョン・ヘンダーソン監督 UMA(未確認生物)について研究するアメリカ人学者が、 ネッシーの謎に迫るため、スコットランドに長逗留することになり… 題材から誤解されがちですが、決して「見世物」映画ではありません。 あったかく泣けます。
(番外編) 「アイルランドのやうな田舎へ行こう」(respect for丸山薫) 草原とボタン War of the Button 1994年イギリス ジョン・ロバーツ監督 南アイルランドを舞台に、2つの少年グループがボタンを取り合う 牧歌的な物語。フランス映画『わんぱく戦争』のリメイクです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お誕生日1週間(7月28日〜8月3日) 7/28 エリザベス・バークレー(1974) 7/29 ジャン=ユーグ・オングラード(1955) 7/30 リサ・クードロー(1963) 7/31 ウェズリー・スナイプス(1962) 8/1 アーサー・ヒル(映画監督・1922) 8/2 ピーター・オトゥール(1932) 8/3 マーティン・シーン(1940)
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