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1946年6月17日、歌手のバリー・マニロウが生まれました。 彼の曲では、何といっても【コパカバーナ Copacabana】が有名ですが、 この映画でも使われた曲も、なかなかメロディアスでステキです。
待ちきれなくて…Can't Hardly Wait 1998年アメリカ ハリー・エルフォント / デボラ・カプラン監督
高校卒業パーティーの夜の騒動を描いたコメディーです。 (といっても、学校主催のプロムではなく、個人宅のパーティー) 日本公開はされませんでしたが、 ジェニファー・ラブ・ヒューイットの人気を受け、 ビデオ&DVDでリリースされています。
美少女アマンダ(J.L.ヒューイット)が転校してきた初日、 彼女に一目惚れした優等生プレストン(イーサン・エンブリー)は、 結局卒業まで全くアプローチできず、 フットボール部のマッチョ(お約束♪)と彼女がつき合っているのを 指をくわえて見ているのが関の山でした。 が、アマンダが、彼氏と別れたというニュースが! 卒業パーティーにも来ると言います。 今度こそきちんと告白するのだと、プレストンは腹を決めますが…
パーティーには、さまざまな思惑の人間が集います。 ケニー(セス・グリーン)のように、 ナンパ(する&される)目的が主流の中、 マッチョにいじめられ続けた積年の恨みをはらす計画を立てる、 ハーバードへ進学予定の ウィリアム(チャーリー・コスモウ)などもいました。
「お約束」を極めたような アメリカ青春映画のある種の決定版でありながら、 非常に生き生きとしていて、新鮮ささえあります。 きっと、キャラクターの描き分けが上手だからでしょう。 はっきり言って、ストーリー的にはスカスカと言いたいほどですが、 不思議と印象に残る1本だと思います。
『サブリナ』のメリッサ・ジョーン・ハート、 『ダーマ&グレッグ』のジェナ・エルフマンなど、 海外ドラマファンにはおなじみのキャストも、目を楽しませてくれます。
ところで、この映画中で使われているのは B.マニロウの【哀しみのマンディ Mandy】でした。 めったにかからないはずの、このナツメロ(1974年)がラジオから流れ、 プレストンは、「マンディはアマンダの愛称だ!運命を感じる!」と、 変なこじつけをして気持ちを盛り立てようとするものですが、 実はそこには「からくり」がありました。
しかし、今さらですが、アメリカの若者が、 古い音楽(映画も)に造詣が深いのには驚きます。
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