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2002年06月16日(日) |
映画よろず屋週報 Vol10 2002.6.16 |
*****映画よろず屋週報 Vol10 2002.6.16*********************
皆さん、こんにちは。 おかげさまで、当メールマガジンも、無事10号発行までこぎつけました。 息切れしないように頑張っていきたいと思いますので、 今後ともよろしくお願いいたします。
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特集「Papa,You are…」 6月16日は、父の日です。 イベント的には母の日より地味な気もしますが、 実はこちらが元祖で、母の日の方が後発でつくられたそうですね。 映画の中にも、さまざまなお父さんが登場しますので、 その辺に注目してみたいと思います。
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アイ・アム・サム I am Sam 2001年アメリカ ジェシー・ネルソン監督 個人的には、現在公開中の映画の中でも一押しの作品です。 7歳児並みの知能しかないサム(ショーン・ペン)は、 ホームレスの女性レベッカが産み捨てるように残していった娘に ビートルズの曲からとって「ルーシー」と名づけ、 愛情たっぷりに育てます。 知的・精神的な障碍のある人々が運営する ワークショップでリサーチしたら、 ビートルズのファンが非常に多かったということで、 映画の中でも、各種カバーのビートルズ・バラードや 「ほほぉ」と思うようなエピソードがディープに扱われています。 ショーン・ペンの好演は言うまでもありませんが、 ルーシーを演じたことし7歳のダコタ・ファニング初め、 サムの心優しい隣人アニー(ダイアン・ウィースト)、 カリカリ生きている弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)と、 魅力的な女優さんたちも登場します。
母の眠り One True Thing 1998年アメリカ カール・フランクリン監督 末期癌の状態にある妻ケイト(メリル・ストリープ)の世話をさせるため、 都会で働く娘エレン(レニー・ゼルヴェガー)を呼び戻し、 自分は体裁ばっかり取り繕うバカ父を 何をやっても自然で、とても演技とは思えんウィリアム・ハートが ある意味「好演」しています。 エレンがもともと母より父を尊敬もしていたという前提があるので、 妻に倒れられてオロオロする役立たずぶりが際立ちました。 (でも、それなりに妻も娘も愛してはいるんですよね)
リトル・ダンサー Billy Elliot 2000年イギリス スティーブン・ダルドリー監督 ボクシング教室に出しているはずのお金を横流しし、 バレエを習っていた息子ビリー(ジェーミー・ベル)に、 「オカマのやることだ!」とマジギレする父(ゲイリー・ルイス)でしたが、 ビリーのバレエへの飽くなき情熱を知って、 ある行動に出るのでした。
ナチュラル The Natural 1984年アメリカ バリー・レビンスン監督 このテーマでこの映画を出すのは、 実は非常にヤバいネタばらしなのですが、 「男性は、自分のあずかり知らぬところで親になっていたりするから、 産みの苦しみがなくていいなー」という、 素朴にして乱暴な観点で考えたとき、この映画が頭に浮かびました。 1930年代のアメリカを舞台にした、ノスタルジックな野球映画。 ロバート・レッドフォードが、35歳で天性の才能(ナチュラル)を開花させる 伝説の野球選手を演じています。
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