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2001年08月01日(水) 「観光」が登場する映画

今日8月1日は、1965年、当時の総理府(現在の内閣府)が制定した
「観光の日」だそうです。
なじみのない外国の風景を映画で見ること自体、
リゾートのような色合いも濃いのですが、
今日は、「観光」が登場する映画ばかりを
敢えて集めてみました。

『眺めのいい部屋 A Room with a View』
1986年イギリス ジェームズ・アイボリー監督
お嬢様ヘレナ・ボナム・カーターと、
お目付役であるうんと年上のいとこマギー・スミスの
「イタリアおんな2人旅」から物語は始まります。
婚約者のある身ながら、ヘレナは旅先で、
ごく魅力的なイギリス人男性に心を奪われかけました。

『旅情 Summertime』
1955年アメリカ デビッド・リーン監督
ヴェネチアをひとり旅するアメリカ人の独り者の女性という設定は、
当時、どんなふうに受け入れられたことでしょうか?

『浮き雲 Drafting Clouds』
1996年フィンランド アキ・カウリスマキ監督
具体的にどこを観光するわけではないのですが、
市電「トラム」の運転手をくびになった男が
ロシアへの観光バス運転手の職を得るものの、
片方の耳が聞こえていないことが発覚し、
またすぐ失職するという、おかしくも悲しいエピソードがありました。

『男が女を愛する時 When a Man Loves a Woman』
1994年アメリカ ルイス・マンドーキ監督
妻(メグ・ライアン)と夫婦の時間がとれていないことを
懸念した夫(アンディ・ガルシア)が、
彼女をメキシコ旅行へと誘います。
(でも、ちょっと手遅れだったかも)

『フレンチ・キス French Kiss』
1995年アメリカ ローレンス・カスダン監督
突然、一方的に婚約破棄された女性(またもメグ)が、
婚約者(ティモシー・ハットン)を追って渡仏します。
けれど、彼女がフランスまで行って手に入れたものは、
優柔不断な婚約者の中途半端な愛ではなくて……。

いやあ、思ったよりありますね。
さすがにこのあたりでとどめておきましょう。


ユリノキマリ |MAILHomePage