気ままな日記
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12月の声を聞いた途端、気ぜわしい気分。 「正月は、なにもかも片付いて、すっきりとした気分で迎えなくてはいけない」という固定観念に躍らせれているせいか、年末も差し迫ってからあれもこれもと、ばたばたと用事を済ませておきたくなる。今までのおさぼりの「つけ」を一気に、というわけだ。 正月といわず、年末にゆっくりとした日々をおくってもいいではないの、と思い直し、今日は朝から「前倒し」で大掃除。大嫌いな窓ふき。 わき目も振らずにがしがしと拭く。大きい窓がある、というのは普段部屋が明るくていいが、こんな時はうらみがましい気分になる。 掃除をやり始めて、いつも葛藤が激しくなるのは、「どこまでやるか」ということ。自分の中の「完璧性」だか「強迫性」だかに折り合いがなかなかつかなくなる。 不思議なことに磨けば磨くほど、拭けば拭くほど、手つかずのままになっている汚れがあっちもこっちもと目につく。 背の届かない場所の汚れは見なかったことにしようとか、ベランダの小さなゴミは、風がどっかに吹き飛ばしておいてくれるかもしれない、などと虫のいいことを思いながら、なんとか自分を納得させて終了。 来週する予定だった大物の洗濯までも、せっかくの好天なのだし、とやはり前倒し。10日頃から書き始めようと思っていた年賀状も、結局書き終わり……。 やめられない止まらない。時々こんなふうになることがある。 「飴の前にはムチを」とささやく声が。
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