気ままな日記
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ここ1,2か月のMY映画ブームの一環として、「ALWAYS 続・3丁目の夕日」を見に行った。 さて、今回の作品。前宣伝が派手だったのと、前作が泣けたので、そうとう期待して行った。 そのせいか、泣かせる場面や、メッセージの盛り込み方、偶然性など、ちょっと都合よく作り過ぎかなあ、という気がした。 映像の醍醐味は、言葉で語られない部分、しぐさやちょっとした表情。それらが語る部分はとても大きい。言葉のようにごまかしがきかない。そういう意味ではみんなそれぞれに、持ち味出していたけれど……。 ともあれ、このシリーズはこれで完結だと思う。ヒロミと茶川と淳之介、この3人が一緒に暮らせるといいなあ、とひとごとながら思っていたが、いざその願いが叶った時点で始まるのは、現実の生活。待ち構えているのは、売れない小説と、売れない駄菓子屋と一部屋しかない住まい。果たしてあの3人は、これからうまくやっていけるんだろうか???(などと余計な心配)。 せつないようだけど、結ばれないこその余韻というものもあるような気もした。 映画効果にありがちなこととして、主題曲のヒットはもちろん、東京タワーに上る人が年末にかけて、きっと増えることだろう。 そして、タワーのみやげもの屋さんには、この映画にちなんだグッズが販売されることでしょう。(すでに売られているかもしれないけれど)。 映画を見た余韻に浸りながら、珈琲すすりつつぼんやりする時間が持てて良い一日でした。
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