再びこの本を読み返す。自分に向けられた敬語をそのまま繰り返して人に話したり、自分のことを「先生」「重役」と呼んだりする人に、わたしもとても違和感を感じる。母との距離、他人との距離、そして自分のことを考えるとき、何度も何度も読み返したい本だ。