木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2003年06月25日(水) 「アマガエルとくらす」

今日、マンションの渡り廊下を歩いていると、

手すりにちょこんと座っている小さなアマガエルに出会いました。

(マンションの渡り廊下には、ときどき出没します♪)

ちょうど、そこにお知り合いの小さなお子さんが通りがかったので、

そっと手の中にその小さなアマガエルを入れて、持って行ってあげました。

手のなかで、もぞもぞするアマガエルちゃん、

ふふっ、くすぐったい。(^-^)

さて、くちなしのうえこみのところで、

その男の子に渡してあげようとしましたが、

彼はカエルを怖がってひいてしまったので、

そっと葉っぱの上にのせてあげました。

男の子はお母さんのうしろにかくれながら、

おそるおそるカエルの様子を見ています…うふふっ、かわいいねー♪

その後、娘と夕方になってから探したんですが、

アマガエルちゃんはいずこかにいってしまっていませんでした…。

きっとエサを探しに行ったのでしょうね。


今、ちょうど図書館から「アマガエルとくらす」を借りていました。

(まだ読んでなかったのに、もう明日返却だー! あわてて読む私…(^^;)

この本はある意味で、私にとって、とても衝撃的でした。

それは…カエルの寿命って、こんなにあったんだということ。


作者がずっとアマガエルを飼い続け、観察されてきたお話には、

今まで知らなかったカエルの生態を知ることが出来ました。

娘も「デブちゃん」がたいそうお気に入り。

(「デブちゃん」のようなカエルを飼いたいっていいだしたら

どうしよう…!

だって、我が家にはそんなに生き餌をつかまえられません!…(^^;)


デブちゃんがいなくなってしまうところでは

思わず読む声がふるえてしまいました…。

娘もちょっとしんみり…。

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「アマガエルとくらす」(たくさんのふしぎ傑作集) 福音館書店

山内祥子/文 片山 健/絵 














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スズ [木陰でひと休み]

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