木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年10月18日(金) 「さんまいのおふだ」

新潟の昔話

水沢謙一/再話 梶山俊夫/画 福音館書店
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娘がこどものともの本を入れてあるケースの中から

この本を見つけだして、持ってきました。

この本も買ってから、まだ娘に読むチャンスがなくって

ずっと眠ったままでした。

さて、娘が「読んで〜」と持ってきたので、

隣に座りながら、本を読みはじめました。

しばらくして…おばばが出てきたあたりから、

娘の身体が緊張してきたのを感じます…。

そして、読んでいる私にピタっとくっついて、

腕にぎゅっとしがみついてきました。

おばばがおっかけてくるあたりになると、

娘の緊張度がますますあがっています。

こわいんだねぇ…。


そして、読み終わると…。

「おばばはどうなったの?」とおそるおそる聞いてきました。

(まだ追っかけてきやしないかと、ドキドキしているんだね…。)

おばばがどうなったか、把握すると少しはほっとした様子。

しかし、しばらくして、お風呂に入る時に、

「おかあさん、べんじょのかみさまって、本当はいないよねぇ、

お話のなかだけよねぇ…」と、自分に言い聞かせるようにして

また聞いてきました。

ははっ、こりゃぁしばらく、和式のトイレに行けないかも…笑。


で、今、彼女が家にある本の中で、一番こわいからいやなのは、

「さんまいのおふだ」と相成りました。

この間までは「くいしんぼうのあおむしくん」が

一番こわかったみたいですが、

「さんまいのおふだ」がそれを追い越して、見事一番に。(笑)



…そのくせ、先日、おばあちゃんには

「このほん、むちゃくちゃこわいねんでぇ!」と言いながら、

嬉しそうに見せていたんですけれど…。(笑)

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10/17の「えほんmemo」に「むかでのいしゃむかえ」をupしました。


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スズ [木陰でひと休み]

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