木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年08月22日(木) 「ぼく、お月さまとはなしたよ」

フランク・アッシュ・作 

山口 文生・訳   評論社
_____________________________

このところ、山からのぼってきたお月さまがとても美しいです。

おつきさまがまあるく膨らんでくると、

ちょうど夕食をいただく時間と、お月さまがのぼってくる時間が、

一緒になるのです。

今夜(22日)は、たまたまいつも私が座る場所に娘がいました。

(キッチン側の私の座る場所は、外が見える特等席…笑。)

娘が窓の外を見ながら、お食事をしていたのですが、

突然、「あっ、おつきさま!」と叫びました。

今まで、雲に隠れていたお月さまがあらわれたのです。

今夜のお月さまは、少し薄雲の下にいらっしゃって、

ぼうっとした、やわらかい光…。

しばらくすると、娘が身体を左右にゆらして、

「ねぇ! ゆうちゃんがこうして身体をうごかすと、

おつきさまもまねするんだよ♪」って、

ニコニコしています。

ふふっ、ほんと身体を左右にゆらすと、

おつきさんも同じように左右に動いて踊っているようね!


…そんな娘を見ていましたら、

久しぶりにこの本が読みたくなりました。

クマくんはある日、お月さまに誕生日のプレゼントをあげたいな

と思いつきます。

そこで、お月さまに

誕生日がいつか、尋ねようと考えるのですが…

このクマくんと、おつきさまのやりとりに

心がほんわかやわらかくなります。

…、娘も昨日 「おつきさまのお誕生日だ!(8/21「ひとコマ」)と言っていたし、

やっぱりお月さまは、こっそりと会話なさっているのかも…くすっ♪


 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加