木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年06月29日(土) 「イギリスとアイルランドの昔話」

石井 桃子・編・訳  J・D・パトン・画

福音館文庫
__________________________________

6月14日に、福音館文庫が発刊されました。

どれも、欲しいなぁ・・・などとラインナップを見つめつつ、

やはり、bbsでおすすめいただいたとおり、

まずは「イギリスとアイルランドの昔話」を買ってまいりました。


娘に、まず目次にあるお話の題名をざぁ〜っと言って、

「さぁ、どれからがいい?」とたずねましたら、

やっぱり予想通り、「りこうなお嫁さん」でした。(笑)

このお話は、ちょっとお話が長くて、

途中、娘にはちょっときついかな・・・と思いましたが、

なんとか最後まで聞いていました。


それから、

「三匹の子ブタ」「空の星」

「ジャックとマメの木」「元気な仕立屋」と

一晩に一話ずつ読んでいます。



そして、何と言っても、おとついから、はまっているのが、

「ちいちゃい、ちいちゃい」。

これは、もう娘にバカ受け。

ちいちゃい、ちいちゃい・・・というフレーズが

限りなくしつこく続くことがよかったのか、

それとも、ちいちゃい、ちいちゃい声と、

ちいちゃい、ちいちゃい、おばあちゃんのやりとりが、

よほどお気に召したのか、

彼女のツボに、はまったらしく、

今日は、遊んでいても、そのフレーズがやたら出てくる娘。

そして、たいくつすると、この本を持ってきて、

「ねぇねぇ、『ちいちゃい、ちいちゃい』を読んで〜」と、

親のうしろを追っかけてくるのでした。(笑)

・・・う〜ん、そこまでおもしろいか!?

子どもって、何が受けるのか、いまだにようわかりません、はい・・・。

きっと、明日、幼稚園でもおともだち相手に、

「ちいちゃい、ちいちゃい」ごっこをすることでしょう・・・笑。

けれど、冷静に考えたら、変な話よねぇ・・・これって。

ま、そこが昔話らしいんですけれど。

さて、明日はなんのお話を読もうかしら・・・。


 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加