ユリー・シュルヴィッツ・作・画
瀬田貞二・訳 福音館書店 __________________________________
ふだん、もうあたりが明るくなってから起きることが多いですが、
たまに娘と一緒に早く就寝して、5時ごろ起きることがあります。
そうすると、まだしーんと寝静まっていた世界から、
次第に明るくなってきて、
そして小鳥たちが目覚めて、
チュンチュンと鳴きかわす声が聞こえてくるようになります。
夜から朝へと時が移り行くさまというのは、
本当に「静」の世界から、「動」の世界へと移っていく・・・
そういう感覚を、ああ、五感で感じるなぁ・・・と思います。
この本は、ずっとママの本棚におさめていたのですが、
きのう、娘がこの本に気がついて、取り出してきました。
娘とこの本を読める日を、ずっと楽しみにしていた私は、
彼女が自分で本棚から見つけてきたことが、
とても嬉しくなりました。
この本を読んでいると、
しーんとした夜の湖の空気を肌に感じることができる気がします・・・
墨絵のようなシュルビッツの絵からも、
瀬田貞二さんの美しい日本語からも。
そしてやがて「動」の世界へ移っていくとき、
ページをめくる前に、ドキドキしている自分に気がつきます。
娘も、そのページをめくった瞬間に、
「わぁ!」と声をあげました。(*^^*)
・・・いつか行こうね、美しい「よあけ」を見に。
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↓こんなボタン、作ってみました・・・。(*^^*)
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