木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年05月09日(木) 「きいちご だより」

古矢 一穂・絵 岸田 衿子・文

福音館書店
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子どものころ、父に連れられてよく野山を歩きました。

父は富山の田舎育ちで、お休みの日は、土をいじっているか、

野山に出かけるのが好きな人です。

本格的な山歩きではなく、近所の山を散歩するという感じで、

よく田上山や、立木山、それに岩間寺などへ参りました。


さて、そうして野山を歩いていると、

ふっと、赤い実に出会うことがありました。

そっと、ひとつとってみて、口に入れてみますと・・・

それは独特の甘酸っぱい味がしていた気がします。


今思うと、あれは「くさいちご」だったのかしら・・・と

この本を読みながら、思いました。


この本に載っている、きいちごは実寸だそうです。

花も載っているのが嬉しい(*^^*)

去年、そういえば、奥琵琶湖で「くさいちご」の白い花の絨毯に

出会いました。

今年は花を見に行くことは出来ませんでしたが、

今ぐらいに出かけると、今度は赤い実の絨毯なっているのかしら・・・と

その光景を思い浮かべるだけで、ワクワクしてしまいます♪



動物達のお便り形式になっていて、

お手紙好きな娘に、ちょっとずつお手紙をよんであげています。

海外の動物からの、きいちご便りもあるんですよ♪


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スズ [木陰でひと休み]

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