木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年05月07日(火) 「あんたがた どこさ」

おかあさんと 子どもの あそびうた

ましま せつこ    こぐま社
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先日のわらべうたの講習会でご紹介のあった絵本を1冊、

借りて参りました。

ましませつこさんの絵って、

なんて「わらべうた」にマッチするのでしょう。

どこか懐かしい・・・それでいて、ちょっと「粋」な感じで、

かわいいちりめんの布を見ているような雰囲気です。


この本に収録されているのは、

「あんたがた どこさ」や「いないないばあ」「おしくらまんじゅう」など

とてもなじみのあるものから、

「うえからしたから」「こどもとこどもが」「てってのねずみ」など

私がはじめてふれるわらべうたもありました。


おもしろかったのが、「おてらのおしょうさん」。

私がなじんでいる「おてらのおしょうさん」は

     おてらのおしょうさんが 

     かぼちゃのたねをまきました

     めがでて ふくらんで 

     はながさいたら じゃんけんぽん!


だったんですが、この本では「はながさいて かれちゃって」と

続きがあるんです!

歌の中に「東京タワー」なんて出てくるから、

きっと昭和40年代ぐらいに出来たバージョンではないかと思います。

(それに「赤影」が流行っていたころだわ・・・きっと。)

↑20代の方には通じない話題だったかも〜(^^;


で、どんなバージョンかって?

ふふっ、気になる人はこの本を借りてみてね。

今、娘とはこの昭和バージョン(?)で、楽しんでいます。


参考楽譜集が付録についているので、歌いやすいです。

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