2002年02月27日(水) |
「いいことってどんなこと」 |
神沢利子・作 片山 健・絵
福音館書店 _________________________________
さっきから ぴちゃ ぴちゃ みずのおとがしていました。
いぬがみずをのんでいるようなおとです・・・。
京都ではここ数年、あまり雪が積もったことがありません。
雪が降っても、積らずにお昼過ぎにはもうあとかたもなくなっています。
屋根の雪がとけて、しずくを落としている音・・・
もう何年も聞いていない気がします。
この本では、雪国の雪解けの喜びが伝わってきます。
根雪というものを経験したことがない娘にとったら、
この本の様子は未知の世界でしょうが、
水の音、かぜのざわめきの中で春の気配を感じる・・・
いつかそんな体験をさせてあげたいなぁと思います。
先日、「赤山禅院」で「フクジュソウ」を見かけました。
その輝くような黄色は本当におひさまの光を集めたよう・・・
私も雪の中からあらわれる「フクジュソウ」を
いつか見てみたいです・・・♪
_________________________________
「絵本の小径」の「春の足音」には、
他にも雪解けの喜びをうたった絵本や春の気配を感じる絵本を
ご紹介していますので、よろしかったらご覧下さいね。
|