岩間史朗
ポプラ社 ___________________________________
きのう比叡山のふもと、きらら坂のあたりを歩いていましたら、
イロハモミジの枝が、赤く色づいて春の準備をしているところを
見つけました。
モミジって秋の紅葉だけではなく、四季を通じて楽しませてくれる・・・
そのことに気がついたのは実は去年の春だったんです。
それは・・・幼稚園にあるいっぽんのもみじが、赤いかわいい花を
つけていることに気づいたからでした。
(「季節のかぜ」の去年の春便りより・・・)
この本では、1本の大きなもみじの木の四季を通じての姿が
美しい写真で語られています。
春先に、冬芽が赤くなるところや、
芽吹きと花がいちどきにやってくること、
夏のある日、このもみじの木には、小さな虫達の世界があること・・・
そして紅葉〜落ち葉・・・。
美しい写真に、娘も私も思わずうっとりしてしまいました。
・・・わたしと娘にとっての「わたしのもみじ」
今年は見つめていきたいなぁ・・・って思います。
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