木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年02月23日(土) 「わたしのもみじ」

岩間史朗 

ポプラ社
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きのう比叡山のふもと、きらら坂のあたりを歩いていましたら、

イロハモミジの枝が、赤く色づいて春の準備をしているところを

見つけました。

モミジって秋の紅葉だけではなく、四季を通じて楽しませてくれる・・・

そのことに気がついたのは実は去年の春だったんです。

それは・・・幼稚園にあるいっぽんのもみじが、赤いかわいい花を

つけていることに気づいたからでした。




(「季節のかぜ」の去年の春便りより・・・)


この本では、1本の大きなもみじの木の四季を通じての姿が

美しい写真で語られています。

春先に、冬芽が赤くなるところや、

芽吹きと花がいちどきにやってくること、

夏のある日、このもみじの木には、小さな虫達の世界があること・・・

そして紅葉〜落ち葉・・・。

美しい写真に、娘も私も思わずうっとりしてしまいました。


・・・わたしと娘にとっての「わたしのもみじ」

今年は見つめていきたいなぁ・・・って思います。




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スズ [木陰でひと休み]

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