木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年02月10日(日) 「ちょうちょうのくにへ」

ジビュレ・フォン・オルファース・作 

松居友・訳 福武書店
__________________________________

きのう初めて京都造形芸術大学内にある「ビッコリー」へ行きました。

建物が新しくなってから、利用できる曜日が増えて、

借りやすくなったのです。

さて、この図書室には約12000冊の蔵書があるとのことですが、

昔からあったところなので、なるほど古い本もあります。

まず、ぱっと目に入ったのが、このオルファースの本でした。


きのう、たまたま松井るり子さんの「うれしい気持ちの育て方」を

再読していて、本の最後の方にオルファースのことがのっていたのです。

ベスコフよりも、もっと素朴な花の精や虫の精を描く人、

若くして亡くなったのであまり有名にならなかったそうですが、

松井るり子さんによると、

「見えないけれど確かにある世界を、美しく描きだしている」

そういう作家なんだそうです。


そんなわけで、なにげなく本棚を見ていましたら、いきなり

「ちょうちょうのくにへ」が目に留まったので、

まぁ!これ、これ! この本だわっ・・・と、ちょっと興奮・・・。


さて、今日は娘とゆっくり、この本を開いてみました。

「おいでよ おいでよ ちょうちょうの くにへ」・・・

いつのまにやら、ちょうちょうのくにへ誘い込まれている娘と私♪

娘はやっぱりあかちゃんが好きなのよ・・・。

いもむしあかちゃんのかわいいベッドが、お気に召した様子。

本を閉じた後も、ちょっと幸せな気分でした。(*^^*)

しばらくは、このちょうちょうの国で遊ぶことにしよっと♪


(それにしても・・・うぅ、この本欲しい・・・。

フェリシモにでも復刊リクエストしようかしらん・・・。)











 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加