木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年02月04日(月) 「パパが宇宙をみせてくれた」

ウルフ・スタルク・作 エヴァ・エリクソン・絵

ひしき あきらこ・訳 BL出版

__________________________________

ある日の夕方、パパがぼくにいった。

「ウルフ、いまから宇宙を見せにつれていってあげよう・・・」

「それって、どこにあるの?」

「ちょっと遠くさ」・・・

さて、パパと一緒に出かけたウルフ少年・・・

宇宙っていったいなんなのでしょう!?


娘にとっても、宇宙ってまだ把握しきれないような大きなものです。

なんたって彼女の「一番おおきいもの」は「町」ですから・・・笑。


その昔、天文学者にあこがれていた私は

空にまたたいている星は、ずっと遠く、

何百年もの時をへてやってきたことを思いめぐらして、

めまいがしたことがあります。

この宇宙の営みを考えると、

人間の一生ってなんて短くってはかないものでしょう。

宇宙規模で考えると、点にもならないようなこの一瞬を

生きているんですね・・・あ・・・まためまいがしてきた。(笑)


・・・と、読んでいる私は宇宙の大きさに思いを馳せ、

読んでもらっている娘は、パパの足元の方に注目して・・・

くすっ、やっぱり子どもって、このネタが好きなのよ。

              ↑これは何か?・・・ふふっ、内緒。





 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加