2002年02月03日(日) |
「くった のんだ わらった」 |
ポーランド民話 うちだりさこ・再話 佐々木マキ・画
福音館書店
___________________________________
まきばのなかに、ひばりのふうふが巣を作り、卵を抱き始めました。
ところが、ある日、もぐらがその近くで穴を掘りはじめ、
ひばりのおくさんは、おちおちと卵を抱いていられません。
そこで、おおかみにもぐらをおっぱらってくれるように
頼みに行くのですが・・・
おおかみもね、ただじゃぁ動かない。
あれこれと、ひばりに「あれをしてくれたら、退治してやる」って
注文をつけるんです。
それも3回も!
まぁったく、あきれたおおかみですが、
一応、やることはやるのねぇ・・・
(このあたり、日本の昔話と少し感触が、ちがう気がする・・・
民話にもお国柄があるってことかしら。)
それにしても、人間たち・・・いいようにびばりに翻弄されて、
ほんと・・・おおかみじゃないけど、わらっちゃう・・・ぐふふっ。
|