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2007年12月05日(水) 「ボビーZ」

ポール・ウォーカーって、なによこんな外見だけのチャラチャラした男!と思いながらも出演作は必ず観に行ってしまうという。私にとってそういう人です。まあ結局は好きなんだろうな…(笑)。チャラチャラしててもカッコイイものはカッコイイのだ。イケメンに弱くてすいません。
でもこれ結構面白かったですよ!難しいこと考えずに楽しめる痛快なB級って感じ。向こう見ずな性格と運の悪さで罪が重なり目下服役中の主人公ティムが、伝説のサーファーにして麻薬王・ボビーZの替え玉になるお話です。ボビーに顔が似ている彼はある日刑務所内の一室に呼び出され、死んだボビーになりすましてメキシコの麻薬王との取引に応じ、向こうに捕らえられているFBI捜査官の救助に成功すれば罪を帳消しにしてやる、と言われるわけです。ティムはもちろんこの話に乗って取引の現場に向かうんだけどそこで予期せぬアクシデント発生。実はこの話自体が陰謀であり、ティムはボビーとして、またティム自身としてあちこちから命を狙われる身になってしまう。

誰が味方で誰が敵?!というサスペンス要素も多少ありますが基本的には難しい話じゃなく(っていうかストーリーを真剣に追ったらツッコミどころ満載だ・笑)、サクサク進むテンポの良さと適度なアクション、そしてご都合展開のエンディング(笑)。いやー私こういうB級って好きだわー。ティムのお人好しっぷりは見ていて微笑ましいしコミカルな部分もあるし、よくよく考えると人が相当死んでいるのに(笑)なぜかさっぱりとした明るい後味の映画でした。
あとねーやっぱりポール・ウォーカーがカッコイイんだよ!悔しいけど! 細身の長身だからジーンズがサマになる〜。黒いシャツも似合ってた〜。長髪も短髪も楽しめてアクションシーンもきまってる。とにかくもう始めから終わりまでとことんポール・ウォーカー尽くしなので、ファンの方にはおすすめでございます。
ちなみに少しだけ出てくる本物のボビーZもなかなかイケメンでございます。ジェイソン・ルイスという俳優さん。初めて見たなあ。覚えておこう。
それからメキシコの麻薬王ワテロ役ヨアキム・デ・アルメイダは、ドラマ「24」3rdシーズンでラモン・サラザールを演じていた人。ちょうど同じような役どころなのでなんだか既視感というか(笑)、私の中ではすっかり悪の親玉inメキシコとしてのイメージが定着してしまいましたよ。

ところで監督のジョン・ハーツフェルドはジェームス・スペイダー主演の「2days」(1998)を撮った人だそうで!なるほど。あれもサスペンスなのに緊迫感がなくて(笑)不思議なB級だったもんな〜。なんとなく納得。




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ボビーZ
【THE DEATH AND LIFE OF BOBBY Z】

2007年 アメリカ / 日本公開 2007年
監督:ジョン・ハーツフェルド
出演:ポール・ウォーカー、 ローレンス・フィッシュバーン 、
オリヴィア・ワイルド、ジェイソン・フレミング
(劇場鑑賞)


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