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2007年12月12日(水) 「ダーウィン・アワード」

レイフの弟ジョセフ・ファインズ主演。あんま似てない兄弟ですよね(笑)。

最も愚かな死に方をした人を称える「ダーウィン・アワード」という賞があるそうで(実際に!)。なぜダーウィンの名がついているのかというと、自らの死をもって愚かな遺伝子を減らしたことで進化論に貢献したから…って、なんかいかにもアメリカっぽい発想ですが(笑)。いいのかそんなの。
このダーウィン・アワードに夢中になってしまった主人公マイケルが、こういう人々こそが保険会社に損害を与えているのだ、自分のプロファイリング能力ならそのリスクを回避できる、と保険会社に自分を売り込みに行く。それなら証明してみせろ、ということで全米各地に再調査に行くお話です。いやもういろんな人が出てくるよ。あんなところでダイナマイト使ったり、自販機の下敷きもすごかった…あと車にロケットエンジン積んじゃうとか!ありえないから!(笑)
マイケルは元警官でプロファイラーだったんだけど、血が苦手な体質が災いしてクビになってしまったのね。ただしプロファイリングの腕は本当に一流なので、一見疑う余地のないように見える事例の真相を次々と解明していきます。行動を共にするのはウィノナ・ライダー演ずるベテラン保険調査員と、あと卒業制作ドキュメンタリーのためにマイケルを撮影し続けている大学生。この人がまたとぼけたキャラでなかなかいい味出していた。
マイケル本人もあれだけ素晴らしいプロファイリング能力を持ってるくせに自分の行動はやることなすこと裏目に出てしまう不器用なタイプで、見てると思わず笑ってしまう。一歩間違えたら自分がダーウィン・アワードなんだよ!いろいろ可哀想だったけど個人的には携帯電話が一番笑えました(笑)。
ただまあ笑えると言っても健全な笑いではなく(そもそも人の死を題材にしたものだし)、映画としてはブラック・コメディという感じ。とりたててオススメ!ってほどではないけどちょっと風変わりな印象の作品でありました。

ウィノナ・ライダーやジュリエット・ルイスって久々に見たなあ。クリス・ペンとかも出てます。メタリカも出演。なにげに豪華ですね。





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ダーウィン・アワード
【THE DARWIN AWARDS】

2006年 アメリカ / 日本公開 2007年
監督:フィン・タイラー
出演:ジョセフ・ファインズ、ウィノナ・ライダー
(劇場鑑賞)




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