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2005年07月24日(日) 「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」

初日に行って参りましたよ。しかも声優さんの舞台挨拶付き。あんなに大混雑の丸ピカは久々だったよ…。

※内容に触れてるので知りたくない人は読まないように!


完全にアニメ放送の続編として制作された映画なので、アニメを見てないと話についていけません。コミックだけ読んでる人も厳しいかもしれない。アニメ最終回で離ればなれになってしまった兄弟が、再び会うために世界を隔てる門を開く話。

やっぱりこのアニメ暗い話だよなあ…。ちょっと人が死にすぎると思います。人じゃないものも含めて。兄は弟の無事を確認したい、弟は兄に会いたい、その一心で「門」を開こうとするわけですが、そのためにたくさんの人が犠牲になってゆく。さらにその能力が利用されて、無益な戦いまで引き起こす。このへん、科学技術が兵器に応用されてしまった歴史をほのめかしてるというか(ちなみにエドが飛ばされてしまったのは現実世界の1923年ミュンヘンということになってます。トゥーレ教会やヒトラーや、今回フリッツ・ラングまで登場する)、個人レベルの思惑が様々な因果で別方向に動いてしまう時代の流れみたいなものを表現しているのかもしれない。が、あまり深く感じ入ることはできなかったなあ。結局このラストだと最終的に幸せなの兄弟二人だけだし。後味は複雑。

それから私はいちおう大佐ファンなんですが、前半の惨めっぷりと後半の活躍ぶりのギャップがなんとも素敵でした。別人のようだったよマスタング…(笑)。萌えはあんまりなかったな。ヒューズのお墓に一人で行く図はちょっと良かったけど。エドとアルが好きな人は萌えシーンいっぱいあると思うよー。アル可愛かったし!

アニメの主要シーンを振り返るオープニングはなかなかかっこよかったです。それと兵士がぞろぞろ出てくるシーンはちょっとスターウォーズっぽかった。トルーパーかと思いました。
あとどうでもいいけどパンフ高すぎだから!(笑) 1200円て!いや、買ったけどさ!しかも廉価版と二種類出てやがる…!商売上手め…!(さすがにそっちは我慢しました)

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そして映画館を出てデパートでバーゲン見てたらあの地震が! ちなみに→みぃさんが日記で書いて下さってる「銀座でバーゲン行ってた人」はこの私です(笑)。みぃさんメールありがとう!こんなわけで映画の後にバーゲン見てたのよー。
その時私はマリオンの地下にいたんですが、立ってられなくて思わず近くの柱に縋ってしまうくらい強い揺れでした。びっくりした。んで、その後は地下鉄もJRも一気に止まってしまって帰れないんですよ。駅はとにかく大混雑で駅員さんも対応しきれてないし、現在どういう状況なのかもよくわからない。電話で家族と連絡を取ろうにも、私はPHSなので大丈夫でしたが、一緒にいた妹の携帯はかなり繋がりにくくなってました。なんか不安だよなあ。もっと大きい地震が来たとき、東京は大丈夫なんだろうか?
仕方がないのでそのままバーゲン巡りを続けたりお茶を飲んだりして時間を潰し、やっと電車に乗れた時にはすっかり夜。みぃさんも仰ってましたが、ほんと、都心は交通機関が遮断されるとアウトですね。身に沁みて感じた一日でした。




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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

2005年 日本
監督:水島精二
原作:荒川弘
声の出演:朴路美、釘宮理恵、大川透、豊口めぐみ、
かとうかずこ、小栗旬、沢井美優
(劇場鑑賞)



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