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※ネタバレしてます。
なんかこれ…、原作読んだことなかった所為か予想してたのとずいぶん違ったなあ…。「宇宙戦争」っていうから戦争するんだと思ってたら全然戦わないのね!逃げてるだけじゃん!しかも宇宙人が結局何をどうしたかったのかよくわかりません先生!ていうか100万年も前から兵器仕込んで機会をうかがっていたのにあんなオチ…ちょっと可哀相だよ宇宙人…!
SFというよりパニック映画だと思います。地球が突然異星人の攻撃を受けて、人々はわけもわからずただ逃げ惑うというそれだけの話。序盤でダコタちゃんがトゲが刺さったと訴えるシーン、そのままにしておけば自然に抜ける云々…が見え透いた伏線になってるわけですが、ストーリーそのものはなんだか拍子抜けな印象だったなあ。宣伝でさかんに強調されてた親子愛の方も消化不良な感じだし。なんでトム達だけいつも助かるの?妻の家だけどうして無事なの?つーか息子はあの状況からどうやって生還したんだよ!しかもトムより先に!等々、ツッコミ所も満載。 だけどまあ、まるっきりつまらないかと言うと意外とそうでもなく、一つ一つのシーンは手堅い演出で二時間退屈はしなかったです。混乱して逃げ惑う群衆の様子とか地下の隠れ家で伸縮する「目」と対峙した時のハラハラ感とか、さすがスピルバーグだなあと思いました。あとあのでっかい、トライポッドっていうんですか、あの動きが良かったです。なんかアレ大阪で倒した人がいるらしいですよ(笑)。すごいですね。
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ところで話は変わりますが上映前にキングコングのプロモーションで出てきたPJ監督にちょっと本気でびっくりなんですが……、だ…誰ですかあの人! 同姓同名の別人かと思いました。ある意味あの体格がトレードマークみたいなところがあったと思うので(良い意味で)あれだけ痩せちゃうとほとんど違う人だよなあ。 それはともかくキングコングちょっと面白そうですね。話だけ聞いた時は何を今更キングコング?という感じだったのですが、映像をチラッと見たら俄然興味が出てきました。
****** 宇宙戦争 【WAR OF THE WORLDS】
2005年 アメリカ / 日本公開 2005年 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、 ティム・ロビンス、ミランダ・オットー (劇場鑑賞)
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