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2004年12月05日(日) 「コラテラル」

渋い!渋いぞ! 毎冬恒例トムクル俺様エンターテイメントかと思っていたらとんでもない、正真正銘のマイケル・マン映画でした。暗くて渋くて硬派な雰囲気とか、スタイリッシュに音楽を効かせてるとことか、派手なアクションを無意味に乱用しないこととか、…観てる途中でついウトウトしてしまうとことか(すいません…いや、面白くないということじゃないのよ決して)。LAのしがないタクシー運転手が偶然乗せた殺し屋に巻き込まれる一夜のサスペンス。個人的にはこの話、舞台がLAというところに妙に納得してしまったなあ。ほんとにこんなことがありそうっていうか、私の中のロサンゼルスってまさにこういうイメージなんですよ。一晩中明るいのになんだか恐い、人がたくさんいるのに安心できない、そして地下鉄で人が死んでても数時間誰も気付かない、みたいな。いや、もちろんそれは私の勝手なイメージにすぎないので実際はぜんぜん違うと思います。偉そうに知った風な口きいてますが10年くらい前に一度しか行ったことない人の戯言なので真に受けないように(笑)。

それでトムクルの映画のように宣伝されてますが主役はタクシー運転手のジェイミー・フォックス。彼がまた熱演というか、すごくこの映画のムードにピッタリな演技をしていてとても良かったです。それからジェイダ・ピンケット=スミスもグー! この人、マトのナイオビ役の時にもカッコイイなあと思って見てたんだけど、今回は今回でキャリアでクールな感じが似合ってた。割と小柄でルックス的な威圧感はないはずなのに、なんか独特の雰囲気を持った女優さんだよなあ。
トムクルは初の悪役だそうで、確かに普段の彼とは違うちょっと珍しい役どころでした(外見も含めて)。私はこういうトム・クルーズも面白かったと思います。まあ殺し屋としての迫力はいまひとつでしたが…というか、はっきり言って間抜けだよね(笑)。でもそこにツッコミ入れてしまうとこの話自体が成り立たなくなってしまうのでこれはこれでよし!
あと開始早々ジェイソン・ステイサムが出てきたり、途中でハビエル・バルデムが出てきたりしたのには驚いた。なかなかマニア受けする人選だと思います(笑)。




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コラテラル 【COLLATERAL】 

2004年 アメリカ / 日本公開 2004年
監督:マイケル・マン
出演:ジェイミー・フォックス、トム・クルーズル、
ジェイダ・ピンケット=スミス、マーク・ラファロ
(劇場鑑賞)


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ところで、気付けばカウンタがもう少しで2万ヒットではないですかー。わー。半分以上は自分で回してるような気もいたしますが(笑)、それでもすごく嬉しいです。毎回毎回、カッコイイー!とか、萌えー!とか言ってるだけの適当な雑文なのに、お付き合い下さってる皆様本当にありがとう。My登録して下さってる方々、ここに来て下さってる方々に心からの感謝を。単なる思いつきで無計画に書き始めた映画感想ですが、飽きっぽい私がこんなに長い間続けられたのは、色々な方に読んでもらえて、レスポンスを戴いたり、時に語り合ったりできたからだと思います。これからも細々と頑張りますのでよろしくお願い致しますー。


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