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2002年09月12日(木) バイオハザード

ゲームの「バイオハザード」は、私は発売前に体験版をプレイしたんですが、その時の衝撃は今でもはっきり憶えてます。すげーびっくりした。何がびっくりしたかって、まず三次元の世界。いや、三次元映像のゲーム自体はこれ以前にもあったかもしれないけど(「King's Field」シリーズとか?)、私自身はプレイしたことがなかったんですよ。だからキャラが奥に行ったり手前に来たり、敵が斜めから飛びかかってきたりっていうのが、それまでタテとヨコで構成された二次元の世界しか知らなかった当時の私にとって非常に新鮮な驚きだったわけです。十字キーをどう動かせばいいのかしばらく戸惑った。その上めちゃめちゃ怖くて謎解きもあってゲームとしても面白かったし、細かい武器設定とか、銃を構えたり弾の補充までリアルにするキャラの動きとか、映画みたいな演出(カメラアングルや台詞の字幕表示)とか、とにかく何だか色々格好良かった。確かFFがプレステに移行したのと同じくらいの時期だったと思うんだけど、こっちの方がFF7より多少早かったよね? 確認してみたところ、発売されたのは'96年3月だそうで。もうそんなに経つのかー。


…というような個人的思い入れがあるせいか、今回映画の方も結構楽しかったです。主婦ゲーマーの友人と一緒に行ったので上映前から「ねえ、やっぱりベストエンディングきめたらミラちゃんお着替えしたりするのかしらねクックック」「それで時間内に脱出できたらロケットランチャーとか? 無制限撃ち放題。たまらんね」などとヲタっぷり丸出しの会話炸裂。周囲の人もさぞかし引いてたことでしょう。

でも真面目な話、この映画はゲームを知ってる人の方が楽しめる気がします。「楽しめる」っていうのはつまり「怖がれる」ってことですが。どんな敵キャラがいるか予め知ってるだけに、必要以上に身構えちゃうんだよね。あああ来るぞ来るぞ来るぞ!って、それが怖くて楽しかった。序盤の渡り廊下では絶対ケルベロスが横から襲ってくると思ったし、ドア開けて奥に進んだ時には絶対ゾンビが振り向くと思ったもん。意味深に置いてあった彫刻には後から絶対ゴールドエンブレムはめ込むだろう!とか。ヘビもいるはずだ! サメはどこだ! クモはどこだ! ハンターは! ダメだ奴はベレッタじゃ死なない! コルトパイソンだ! マグナム弾装填!
ていうか今日の感想はゲームをご存知ない方には全くもって意味不明ですね。すみません。しかもゲームをご存知の方には大いなるネタバレですね。重ねてお詫び申し上げます(今更)。

ええと、ミラ・ジョヴォヴィッチは良かったです。近頃戦う女のイメージが強いですが、そういや昔懐かしい「カフス!」では思いっきり女子大生役やってたよなあ、とパンフレットのフィルモグラフィー見ながらしみじみ。「ガールファイト」のミシェル・ロドリゲスも格好良かった。
それからちょっと気になったのがミラの旦那さん(と言っていいのだろうか)役のジェームズ・ピュアフォイという俳優さん。どことなくヒュー・ジャックマンに似てません?



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バイオハザード
【RESIDENT EVIL】

2001年 アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス
エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ
(劇場鑑賞)


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