■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
■好きなのはハリウッドエンターテイメント。邦画は苦手。イケメン俳優に甘いです。美しい男を発掘するのがライフワークです。
■最近ようやくツイッター始めましたー。→Twitter




INDEX←backnext→


2002年06月12日(水) 少林サッカー

笑える〜。私は普段ほとんどハリウッド物しか観ないので周星馳さんの作品は初めてでしたが、ウワサ通りの楽しい映画でした。序盤の、饅頭屋台の前でお客さん巻き込んで踊るシーンなんてもう最高(特に途中から参加してくるあの個性的な男性は強烈なインパクトでわたくしの脳裏に焼き付いております)。それで主人公が後からそのことを報告するのに「兄さん、聞いてくれよ!今日饅頭屋ですごいことがあったんだ!」とか言っちゃって、この“饅頭屋ですごいこと”っていうフレーズが妙にツボでまた笑いました。なんかこの言い方可笑しくないですか。“饅頭屋ですごいことがあった”って、どんなすごいことかと思いますよ。つーかそんな地味な部分にいちいち反応して笑ってるのは私だけだったけどさ。でも面白かったんだもん。(全然ネタバレではないですがストーリーに触れてるので隠してみました)

いや、ええと、そういう話ではなくて。サッカーです、サッカー。でもサッカー映画というよりは少林寺映画?というか根本的にはコメディ映画?(そりゃそうだ)
いかにもベタな感じのギャグ満載。ボールが壁にめり込んだりとか、宙を歩いたりとか、瞳の中に炎が燃えてたりとか、馬鹿馬鹿しい演出に心血注いでるところが素晴らしい!(←誉めてます一応)  なんだか昔マンガで見たことあるシーンを実写で再現してくれてるようで、思わず笑っちゃうんだよね。こういうくだらなさ加減って爽快で良いなあ。…や、誉めてるんですよ、ホントに。楽しいです。

なんかね、今こうして冷静になって考えるとそんなに大笑いするほどでもないじゃん!とも思うんだけど、でも出演者達の熱いノリに巻き込まれてしまったというか。会場(映画館)も一体となって、さあ来い!笑ってやるぞ!的な空気だったんだよねー。好き嫌いはあるかもしれませんが、何にも考えず素直に笑いたい人にはおすすめです。


-------------------

余談ですが、今回この作品を、ちょっと前にオープンした品川プリンスシネマで観てみました(東京・品川プリンスホテルに併設されてる映画館)。全席指定らしくて(料金は通常通り)、先にチケットだけ買っておけば並ばなくてもいいのでなかなか快適。ネットで席の確保もできるとか。レディースデイも普通にあるので今後活用しようと思ってます。

そしてココには同時にアイマックスシアターもできたそうで…。新宿のアイマックスが閉鎖される時に嘆いた私は何だったんだ…。「美女と野獣」もやってるし!(→1/23日の日記参照)



******
少林サッカー 【少林足球】

2001年香港 / 日本公開:2002年
監督:周星馳(チャウ・シンチー)
出演:周星馳(チャウ・シンチー)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)
(劇場鑑賞)


INDEX←backnext→


My追加
利音 |Mail  | Twitter





 「エンピツユニオン」