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とあるフットボールチームのプロ選手達がプレーオフ目前にして突如ストライキに入ってしまったため、あちこちから才能ある人材を集めて代理選手で試合に挑む、というお話。どことなく「オーシャンズ11」のアメフト版のような。←嘘です
いや、いいんじゃないですかコレ! 深刻な話かと思ってたらコメディだったので面白かったです。わかりやすいストーリーで、アメフトのこと全然知らない私でも気軽に楽しめました。それなりにスポーツドラマらしい爽快感もありますし。何より久々(もしかして「ハートブルー」以来?)にスポーツやってるキアヌ・リーブスがいつもの3.5割増しくらい(微妙)生き生きして見えたので嬉しい限りでございます。えっそれはファンの贔屓目ですか。
そして脇を固める出演者が素晴らしい。メインはジーン・ハックマンとキアヌなんですが、むしろその他のキャストの方々がそれぞれすごく個性的で印象深いんですよ。正統派主役でイイとこ取りしてるはずのキアヌの方が影が薄く感じられるくらい(それはいつものことじゃん!というツッコミは却下却下)。 ヒロインのブルック・ラングトンはキラキラしてて好感持てるし、妙な日本の力士とか出てきたりするので随所で笑えます。「ナンデスカ?」っていう日本語はそういう使い方しないと思うけど。まあ楽しそうなので良し。
キアヌはまた途中で踊ってましたが、でも「ザ・ウォッチャー」に比べたらずっとマシだったので心底ほっとしました。…ほんとに、「ザ・ウォッチャー」でのあのダンスは何だったんだいキアヌよ。ウサギ?
あとDVD特典のオマケ映像が盛りだくさんでこれまた嬉しかったです。特に撮影裏話についてインタビューに答えるキアヌは必見ですわよ全国一千万のファンの皆様! さきほど上の方↑で「いつもの3.5割増し生き生きしてる」と書きましたがこの映像の彼は余裕で7割増しくらい生き生きして見えます。減量後(重要)のスッキリした顔で表情豊かに語る様子にワタクシ思わず素で喜んでしまいました。うっ不覚。小娘かオマエは。
さて、フットボォールの後はベースボォール。スポーツキアヌの味を占めたところで次は「陽だまりのグラウンド」にチャレンジの予定です。この映画どうなんでしょう。予告編を見た限りではまあまあ面白そうなんだけどな。でも期待しすぎると裏切られることが多いからな。そのうちさりげなく観に行きます。…ああ神様どうかキアヌが意味不明に歌ったり踊ったりしてませんように!
****** リプレイスメント 【THE REPLACEMENTS】
制作:2000年アメリカ / 日本公開:2000年 監督:ハワード・ドイッチ 出演:キアヌ・リーブス、ジーン・ハックマン ブルック・ラングトン、リス・エヴァンス (DVD鑑賞)
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