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2002年04月22日(月) マイ・ドッグ・スキップ

「スキップ」というのは主演(?)の犬の名前です。少年と彼の飼い犬スキップとの交流を描いた心温まるストーリー。動物映画と言ってもいいと思いますが「ベートーベン」や「ベイブ」のように動物主体にスポットをあてたものではなくて、描かれているのは犬のスキップを通して成長していく少年の姿です。
だからスキップは特に強烈な個性をもって登場するわけではないのですが(とってもお利口だけどね)、この映画ではそれが逆に効果的で、スキップを見てるとついそこに自分の飼い犬を投影してしまうんですよ。私は数年前、この少年とは違ってすっかりいい歳になり果ててから初めて犬を飼い始めたのですが、それでも日々の生活の中で、犬に教えてもらってるな、犬に助けられてるな、と感じることは多々あります。犬の行動に意味づけをするのは常に人間の側だけど、やっぱり彼等が与えてくれるものは大きい。そういう気持ちを改めて呼び起こしてくれる作品でした。犬を飼ってる人(もしくは飼ったことのある人)は共感できる部分がたくさんあるんじゃないかと思います。


キャストについて少々。「インビジブル」であれだけやりたい放題やってたビン・ベーコンが厳格なお父さん役。上手いぞ。お母さんはダイアン・レイン。そして姿は出てきませんが(残念だわー)重要な役どころであるナレーションを担当してるのが、大好きなハリーコニック.Jr氏でございます。彼については 「エクセス・バゲッジ(3/28)」のところで紹介しましたので多くは語りますまい。(でもしっかりリンクは貼る)


原作はベストセラー小説とのこと。そして事実に基づいたお話(作者自身の経験)とのこと。舞台は1940年代アメリカの片田舎、純粋に少年の成長物語としても鑑賞できて、子供にも大人にもやさしい映画でした。



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マイ・ドッグ・スキップ 【MY DOG SKIP】

2000年アメリカ / 日本公開:2000年
監督:ジェイ・ラッセル
出演:フランキー・ミューニース、ケビン・ベーコン
ダイアン・レイン、ルーク・ウィルソン
(ビデオ鑑賞)


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