娘である私もあまり実母のことを言えた義理ではないのだが 実母も結構な方向音痴で、しかも“天然”という+αがある。
そんな実母は私が小さい頃から年に1回ほど 現在の地に40年も住み続けているというのに 自宅から5km未満の場所でも道に迷うことがある。 そんな時は、後続の車だろうがその辺を歩いている人だろうが とにかく“人に訊く”のが流儀らしい。 (ちなみに機械も全くダメなせいと、近所への足代わりに使う車には必要ないと 実母用の車にはカーナビがついていない。 確かにその車で片道10km以上乗ることは、ほとんど皆無と言っていい)
問題は、その尋ね方。
「あのー、○○(地元)に帰りたいんですけど・・・」
しかも先述の通り、自宅から5km未満の地点でも、そんな尋ね方をする。
・・・どれだけ必死なんだか。母。
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