GW以来ロードに乗るのは、実に3週間ぶりになってしまった。
 最初は軽く足慣らし程度に30kmくらい ちんたら流すかと思っていたのに ついつい天気の良さに誘われて、 河口の方にある新砂船着場まで。 (起点としている岩淵水門より約25km)
土手のあちこちにはクローバーの花が咲き乱れて、 甘いような青臭いような匂いが漂っていた。 時々虫が耳や顔に激突したりもする。 それでも、この時期と初秋がやはり一番走りやすい。
すれ違うロード乗りの方とたまに挨拶を交わす。 トライアスロンのトレーニングをしている方は大抵DHバーに 手をかけておられるせいか、あまり挨拶はしないのだけれど 普通のロード乗りの方とは、顔は知らなくても時々挨拶をすることがある。 ちょっとお辞儀をするだけだったり、右手をちょっと振ったり その程度でも何か気持ちいいものだ。 (そういえば皇居のパレスサイクリングではあまりこういうことがない。 道幅が広いためだろうか。)
屋形船が停泊している場所を過ぎれば、新砂の船着場は近い。 この船着場、一応柵があるにはあるけれど 容易にまたげてしまうため結構自転車乗りが休んでいる。 平日だと水上バスも殆ど動いていないし。
ここからは台場の観覧車がよく見える。 夜になれば景色もきれいだろうなと思ったが、よく考えれば この船着場はもとより土手に街灯などないから ここまで来るのがまず大変だ。
デート向きではないかもしれないが、この場所もまた 土手の中では『放心スポット』として ベスト5に入れていいと思う。私は。
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