一日後記

2004年05月23日(日) 祝賀会。

祖父の授章祝賀会のついでに、鹿島神宮を散歩したくて6:00に家を出る。
6:50分発のバスは思いのほかスイスイ進んで、8:40現地到着。
バスを降りた途端、思いがけない寒さに身震いした。

鳥肌を立てながら1時間少々かけて散策し、駅前の喫茶店で一服。
冷えた体をコーヒーで温めつつ、気持ちを
臨戦態勢に切り替える。
会場は叔父が経営している料理屋を貸しきるときいていた。

何せこの祖父(彼の祝賀会だから仕方ないが)
とことん自分が主役でなきゃ面白くないらしい。
周囲もそれを分かっているから、この日はぶっちゃけて言えば

じいちゃんヨイショの日なのである。

だからひさしぶりに会った従姉妹とも、あまりキャーキャー
言ってられずに祖父の家の台所で静かに旧交を温める始末。

その後会の方は、滞りなく実に和やかに終わった。
(カラオケ大会になった時だけ私はひたすら逃げたけれど)
ただ、本当に意外だったのは祖父の挨拶の折に
祖母への感謝を述べたことだ。

周囲にしてみれば今までそんな言葉、殆ど聞いたことがないため
かなり驚いた様子だった。

もっと早く言ってあげりゃいいのに
というツッコミつきで。

何はともあれ、最初は少々気が重かったが
祖母がニコニコしながら『みんな集まってくれて嬉しいよぉ』と
何度も言うので、行ってよかったかな。と。

終わり良けりゃすべて良し。


 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]