朝から慌しく家事を済ませて、祖父を出迎えに東京駅へ。 まだ電車が到着していなかったので、まず実母を探し 合流して間もなく電車が到着。 祖父を探そうと背伸びしつつホームを走っていたら コート姿の彼が眼中に入らずに横を突っ走っていた。 (だってステテコ姿が脳裏のユニフォームなのだから いきなりコート姿なんてピンとこない)
思ったより、祖父は落ち着いていてマイペース。 ちょっと期待はずれ。
タクシー乗り場まで移動中、突然ジューススタンドの方へ 寄っていこうとするのでどうしたかと思えば、 そこにいらしたのは料理研究家の小林カツ代さんだった。 私も実母も気付かなかったのに、こういう目は相変わらず鋭い。
とはいえ先方にとっちゃご迷惑だったろう。 いきなり恰幅のよい老人が茨城弁で話し掛けてきて 無理矢理名刺交換までさせてしまったのだから。 …横で私と実母は平身低頭である。 まだ話し込もうとする祖父を時間を口実に 半ば無理矢理ひっぱがした。 タクシーに二人を乗せ、見送って『お出迎え』終了。
その後所用で南千住を歩き、夕方実家に電話すると 祖父は式が終わってすぐ帰ったという…茨城までタクシーで。
疲れていたのだろう(現に電話してもロクに話さなかった)が いくらバスが嫌いとはいえ、この思い切りのよさも 昔から全く変わっていない。
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