一日後記

2004年05月16日(日) とっかえひっかえ。

髪を切って気の進まぬ買い物に出かける。
どうでもいいが、前髪というものは何故ちょっとでも
切りすぎると落ち着かないのだろうか。

『気の進まぬ買い物』とは、来週に迫った祖父の
授章祝賀会というヤツに出るための服選び。
別に親戚の集まりなんだし
キレイめのジーンズをちょっとアレンジすりゃ
オッケーだろうと思っていたのに、実家からダメ出しをくらう。

『ンなこと言ったって、さぁ…。』

私の反抗は、ここまで。
自分の祝賀会とはいえ、一番楽しみにしてるのは
他ならぬ祖父なのだからそれをブチ壊すのも忍びない。
基本的にきちんとしたジャケットなんて必要ない生活なので
何とか妥協点を見つけようと。

次第に一体何着試着したのか、分からなくなってきた。
いやその前に、何をどこで着たのかが分からなくなってきた。
しまいにゃ一枚で見栄えしそうなワンピースにまで手を出した。
普段の私なら、到底あり得ない行動だが
その時の私の心理は、少なくとも平常ではなかった。
(もっともあまりに似合わず、そこでハッとしたけれど。)

結局買ったのは、やはりシンプルな黒のパンツスーツ。

しかも私の場合ジャケットとパンツのサイズが違うため
(肩幅広女の哀しさ…。)
華奢な店員さんに2往復もさせてしまう始末。
ついでに自転車屋巡りでもしてこようと思っていた気持ちは
その頃すでにヘナヘナと萎えていた。





 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]