赤い太陽が昇ったその下で君は不健康にも青い君は青いまま目をしばたたかせ――ゆうべはふくろうが鳴いた――星ひとつわたしは日に灼けた脚をみせ――夏がきたの――じきに燃えるわわたしたちは踊らねばならない互いの足に火のつくまで無限に踏むちぐはぐなステップを受けるは大地マスタードの黄辛い砂歓喜とは無色透明の濃密な熱い空気