こ
れ
は
彼
女
の
墓
標
、
彼
女
の
遺
書
。
遺書と屍
羽月
MAIL
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2009年03月01日(日) ■ |
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何て言うか、ね。 自分がそこまでショックを受けると思わなかったって言うか、・・・ショックだった自分にびっくりしたって言うのが、本音なんだと思う。 彼女は本当は最初っから来る気なんかなかったんだな、とか。 だったら初めから言って欲しかったなあ、とか。 ただ、それだけ。 たぶん、それだけ。
うらぎられたとか、思ってるよ。 こどもみたいな感情で、思ってるよ。 うそつきって、さけんでるよ。 でも、もう表には出せない。 ばかみたいに泣き喚いて、こまらせることなんかできない。
だって、わたしも嘘をつくもの。 だって、わたしもみんなにいい顔したいもの。 気持ちを、わかってしまうもの。
そんなの、本当は彼女の気持ちなんかじゃないのかもね。 もしかしたらただ嫌われてるだけかもね。 でもいいよ、わたしがそう思ってる限りそれはほんとうのことだから。 ごめんね。 自分勝手でごめんね。
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