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は
彼
女
の
墓
標
、
彼
女
の
遺
書
。
遺書と屍
羽月
MAIL
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2008年12月20日(土) ■ |
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ゆるさないでください、と請うことは、ゆるしてほしいと願っていることと恐らく同義なのだと思う。 到底許されないほどのことをし続けている。無為に時間を過ごすことは、何にも代え難い罪だと思う。消費をするばかりで何も生産しないなんて。ことばも。感情も。それすらも、つくりださないなんて。しんでいるとおなじじゃないか。 浅ましくもだれかに請いたい。ゆるしてくださいと、請いたい。 それができなくて、わたしはゆるさないでくださいと呟き続ける。
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笑えとか、泣くなとか。わたしが自分に課したことを裏返してみた。笑えるくらいに浅ましく、わたしは楽になりたかった。 ずっとわたしは笑いたくなくて、泣きたくて、許して欲しかった。 ただしいせかいはわたしをいちども断罪しなかった。だから、そのつけはきっと今から来る。時間は有限で、わたしはその時間を無為に過ごしすぎていた。 せかいはほんとうに、ほんとうに、なきたいくらいにただしくて、まちがっていればいいのにって、本当はなんども祈った。 わたしを罰してくれればいいのにって、何度も祈った。 罪を幾つも隠しながら、それを暴かれる日をほんとうはずっと待ってた。 でも、やっぱりせかいはただしかった。 それがわたしへの罰になるってしってた。
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いきています。 死ぬことはできません。 わたしはわたしの責任が在るからです。 ここに生きてしまったという責任があるからです。 わたしが存在していたという責任があるからです。 わたしは、わたしが出会ったすべてのひとに、わたしと出会ってしまったという責任を取らなければなりません。 その責任は、きっとわたしをずっと生かすものになります。
わたしと出会ったことで不幸になった人に、 わたしと出会ったことで幸福になった人に、 わたしと出会ったことで何にもならなかった人に、 わたしは、すべてに、責任があります。
ここに生きてしまいました。 存在を残してしまいました。 後悔しているかもしれません。それでもとても幸福でした。 もう楽になりたくて、それが出来ないことも知っています。 ここに生きてしまいました。 ここに、生きています。 今もまだ、生きています。 心臓は、動いています。
悲しくなるくらいにいとおしく、生きています。生きています。それだけで、涙が出るくらいに。
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メール、読んでいます。ありがとうございます。 お返事が出せなくてすみません。少しでなく筆不精なもので、これから先もお返事を返せる見通しが立ちません・・・・ メール機能を付けていながら申し訳ないです。すみません。
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