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2002年04月30日(火) 続・キャロルキングを聴く

「キャロルキング、ここに置いとくよ」

親切な旦那は、いつでもキャロルキングが聴けるよう、分かりやすいところに置いてくれた。

「ソ〜♪ファーラウェイ♪」
という、前回日記にしたためたあの曲を聴くと私は決まってある絵が浮かんでくるのである。

それはにぎやかで楽しげな雰囲気から、その後の静寂へと続く、そんな絵だ。

季節は夏だ。
しかし、もうすぐ秋を迎えそうな夏だ。
にぎやかで楽しげな雰囲気とは、その時によって色々だが、

例えば「少年野球大会」などである。

強い日差しの照りつける中、少年達は白球を追いかけるのである。
熱い戦いは終演を迎える。

ゲームオーバー…。

にぎやかな雰囲気から一転して次は夕焼けのシーンだ。

泥だらけのユニホームを着た少年は、泥だらけの顔を夕日に向け、そしてボールを握っている手でどろだらけのその顔をこすったりするのである。

ん〜…そんな絵が浮かんでくるのである。

または、

やはり季節は夏である。
日中はにぎわいでいる海岸に、少しずつ夕闇が迫り、
訪れていた人達が一人減り、二人減り…。

気づいたら夕闇の中、よせては帰る波の音だけが…

または、

旅行の最終日、これもまた季節は夏だ。
楽しかった夏の旅も終わり、季節の変わり目を同時に感じる寂しい一瞬…。
ああ、もうすぐ楽しかった旅も終わり、そしてこの夏も暮れようとしている。
私達は今、ここから立ち去ろうとしている。
振り返れば静寂な寺院を取り囲む山々から、「帰るな」とひぐらし達の鳴声が…。
(帰りの車では寂しい気持ちを抱えつつ福山を聞いたりするのである)

以上のような絵が浮かぶのである。

変?


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