友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2007年01月12日(金) 執事キャフェ〜

お嬢様、お帰りなさいませ。お食事になさいますか?それとも・・・オレですか?
でおなじみのMAD TIGERです。自分で書いてて↑これ。萌えるわ。←なんだよ
敬語なのに最後にゃ「オレ」って部分ね。これミソですよ。しかも言いながらネクタイ緩めるんですよ。
いいね!!!バンザイ!!2007年万歳!!
本日の日記はかなり男性向けではないので、苦手な男性や男性と思しき女性
や女性の中の女性で理解できない人や女性か男性かわからない自分に苦悩している方は見ない方が得策。

この日記を書きはじめてウン年。ここまで露骨にこの事を取り上げた事は一度もない。
でも、とうとう取り上げることになってしまった。
もう後戻りはできない。

つーことで、去る1月5日と6日に連休を取り、友達のKとAと池袋で『変態有識者会議』を行ってきた。
友人Kは小説書き。友人Aは、イラストや漫画描きだ。
高校時代には『変態同盟』という名前で、本当に変態のすることをしてきた(24時間Vシネマを見続けるとか)
自分だが、高校を卒業して上京後に出来た友達と、今ではホテルに泊まって変態的な事を論議するまでにもなった。
変態的な事を論議、という部分がミソ。変態的な事はまずしないが、論議しているのが変態的。
高校時代は肉体的変態で、大人になったら精神的に変態になってしまった。

1月5日。自分が寝坊したため、15時過ぎに二人と合流する。荷物をホテルに預けて、友達の先導で執事カフェまで行ってみる。
自分ですら知らない執事カフェの場所を、アッサリ知っている友人。
友人は行った事がないそうだが、正直、自身に若干の焦りを感じる。
執事カフェは予約専門(時間制)だから、店の前の看板に空きがあれば入れる。
予約しようと思ったらすでに予約は終っていたという始末で、空いていればラッキー程度に行ったわけだ。
で、見てみたら満席。ガッカリ。
友人は「空いてないねー。じゃあこっち行こう」と、執事カフェの上にある同人誌屋に直行!!!
すっげぇ動揺。同人誌屋の下に執事カフェがあるのが問題である。
執事カフェに来る人は、誰もが同人誌屋を意識するに違いない。
意識したからって何かあるのかと問われたならば、何もないんだが、
とにかくそういう部分を意識してしまうのが問題であるのだ。←何がだ
心の準備が出来ていなかった。
自分にとっての同人誌というものは、そのくらいの格式が高い、触れてはいけない、己の人生にとっての陰部である。←言いすぎ
とにかく、触れたくない。
触れまい、触れまい、としていた自分だが、とうとう触れないといけない場面が来てしまった。
二階の同人誌屋へ続く階段のサイドに、松の枝が突き立てられていた。
そのそそり立つ松ももういやらしい。
なに、そのトゲトゲ!!そ、その凹凸の激しい表皮で何をするつもりなのよ!!←変態
ということでですね、本当に緊張して、仕方なかったわけだ。
で、結局上がりきって、ウィーンと店の自動ドアが開く。

なんじゃーこの人だかりは――――!!!!!

人、人、人。正月早々この人たちなにやってんの、と思うくらいの人。自分もだが。
友人はアッサリと自分の知っているマンガやアニメのコーナーへすたすたと進んで行く。
しばらく付いて周っていたが、友人も本気になってきて相手にしてくれなくなったため、
周りの雰囲気に馴染んだ頃に一人発ちをしてみた。はじめてのおつかい。
頭の中に流れるBBクイーンズ。

だ〜れにもーないしょ〜で〜 おーでーかーけーな〜のよ〜♪
ど〜こへ〜ゆ〜こーぉか〜な〜♪

・・・・ぎゃ、ぎゃくてんさいばんをみてみよう〜か〜な〜♪

・・・・ばしょが〜わからないな〜♪

全く見方がわからない。とりあえず解らないので、うろうろする。でも手にとる勇気がなかなか出ない。
小説のパロディ同人誌を見て、大先生のを書いている人がいないかなと探してみるが、いない。
京極夏彦とか、有栖川とか多かったかな。
あ、有栖川って、あれじゃないよ。
宮家きってのダンディーで有名な有栖川識仁(ありすがわのみや さとひと)殿下じゃないよ!
にてるけど、ちがうよ!!
*宮家きってのダンディー、ありすがわのみやさとひとでんかのことを
しりたいおともだちは「有栖川識仁」でけんさくしてみてね!!
MADはあの司会のおんなのひとのモノマネが、とくいなんだよ★どうでもいいね!

で、作家のところを探そうにも解りにくく、非常に辟易する。正に暗中模索だ。
で、結局奮闘むなしく、全くわからず、周囲の壁やジャンル表などを見て勉強する。
そうか。世では、こういう漫画が流行っているンでヤンスね。←何キャラだよ
それだけでも、自分がどれだけ一般から離れていたかを感じた。ビックリですよ。もう。
で、その店をいろいろ見て、出る。友人は何冊か購入していた。
自分は購入するまでもなく、知っているマンガの場所すらよく解らなかった。
コンビニで夕飯を買い込んで、ホテルに帰る。18時ごろだったかと思う。
夕飯をかっこみながら、前回の有識者会議からの話にハナが咲く。
まぁ、殆どは友人の「海辺祭りin国際展示場」の話である。
あとは、自分がすっげぇギズモが嫌いな話とか、友人のオススメのマンガの話とか。
あとはるろうに剣心の話とか。
(なんでか必ずるろ剣の話が出る。しかも「牙突!牙突!」と牙突で盛り上がる。)
ジャンルにゃ脈絡なし。
食後に、自分が持っていった『こころ(監督市川昆)』のDVDを無理矢理見させる。
無理矢理見させている気分だったが、意外と皆真剣に見てくれて、エロいシーンではちゃんと「エロい」と反応がきた。
よっしゃー!←何
で、その後はもう延々と朝の4時くらいまで話し続ける。
寝るまでテレビなんて一度も付けなかった。ただ只管、喋り続けるのだ。喉が枯れるまで。
今回のポイントとしては、

【小説を書く時、なれそめばっかり書いてしまって、エロシーンまで持っていけない】というKの悩みに対して
自分が「暴力を振るえばいいと思うよ」という目茶目茶なアドバイスをしたのが波乱を招いた。
K「キャラクター殴ったら可哀相じゃん。なんで殴るの?」
虎「なんで殴らないの?」
・・・・・・・・なんだこの不毛な会話(笑)。
友人Kと自分は、根本的に作風が全く違う。
Kは精神的な駆け引きで、引っ付くか引っ付かないかみたいな部分を書くのが癖らしい。
自分は只管苦悩し、挙句の果てに暴力だ。で、強引にドエロへ持ち込むのが癖。DV!DV!←何
友人Kには、Aと二人で「なれそめ作家」と異称を付けてやった。
ちなみに自分には「暴力作家」と異称がついた。うるせー!
Kの話を聞くと、その発想は羨ましい限りだった。
自分に無い引き出しが、やはり他人にはたくさんあるなぁとつくづく思った。
多分、Kから自分を見てもそうなんだと思うが。
決して全てが羨ましいわけではないが、イメージの枯渇が何人もの俳人や作家を自殺に追い込んだ事は
そういう部分であったんだろうなぁとつくづく感じた。
無理はせず、Kらしさや、自分らしさで創作していけばいいと、自分は思う。

で、話をしていてオモシロかったのは、【どこから話の構想が沸いてくるか】という部分である。
Kは、日常生活している時、特に寝る寸前に、一気に頭の中に、キャラクターの会話が流れ込んでくるそうである。
寝る寸前だから意識は朦朧としているが、必死にペンを右手で持ち、メモを取るわけだ。
それが眠る瞬間に何度も起こる日があったそうで、「寝かせろ!」と本気で思ったらしい。
すげぇ・・・・。

自分は基本、PCの前に座ると頭の中で映画やアニメのように風景が出てくる。
そのシーンが再生され、小説に直接影響することが多い。
映像は風の音や、家が軋む音など、効果音付きである。擬態語すら、その雰囲気で感じる。
だから頭で観た映像をそのまま文章にしているだけだ。
ただ、映像で自分が見ているからこそ頭で補完できてしまうから、他人が読んで意味が通じているか不安になる部分は大きい。

他人がその話をどうイメージしてできたものなのか、モノ描きの人々に聞いてみたら面白い事になるんじゃないかと思った。
その後、K更生プログラムを話し合う。どうすればKがエロシーン又は軽いDVからエロに入れるか。
本人がエロを書きたいと言っているのだから仕方ない。アドバイスだ。

虎「まずは、攻が嫉妬で受を壁まで追い込むやろ。で、受を殴るんよ。で、受が掛けてた眼鏡が飛ぶわけ!!」
K「キャラ、眼鏡掛けてないんだけど」
虎「かけさせればええやん!!」
・・・・という具合に、自分が眼鏡萌えだからって眼鏡を強引に引き合いに出したのがマズかった。
Kは「眼鏡をぶつまではいいよ。でも、ぶった後に攻が「ご、ごめんね、痛くなかった?」って言っちゃうんだもん!」
と言っている。す、すげぇ・・・・その発想は、本当にすげぇ。自分にゃ無い。
でもKはなんとか「がんばってみる!」と言っていた。がんばれ!

意識が朦朧としてきた午前3時。
ダラダラしていた時、Kが「○○×○○っていう抽象的な萌えって皆何?」と聞いてきた。
Kは「ヘタレ×大人(へたれかけるおとな)」だっけな?自分には一生縁がなさそうだから、その発想が凄い。
自分は「暴力×眼鏡(ぼうりょくかけるめがね)」だったかな。Aの番になって、口数の少ないAが一瞬黙った時
自分が「天駆龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)」と言ったら大爆笑になった。よかったよかった。←何が
その後皆で「牙突!」「牙突!」と言いまくった。
なんだろ。
なんで牙突なんだろ(笑)。

そんなこんなで、1月5日(金)の夜は更けるのであった。
<続>




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