さて。2005年も残り少なくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
自分はといえば、毎日ケツに火がついたような忙しさで生活している。 ンで、できないのにいろんなものへ興味がわいてくるわけだ。
現在進行形でやっていることと、今後やりたいこと。 *ドイツ語の勉強 *英語の勉強 *フラッシュの勉強、製作 *小説を読む、書く *サイト作り *サイトのクリスマス企画 *油絵の完成
あー、なんかすっげーインドア派(笑)。 とりあえずドイツ語は鬼のような興味が湧いて、もう勉強しまくり。 でも発音がよくわかんない。←ダメじゃん 来年の2月くらいには、ドイツに行きたい!!! んで、太ったおじさんとビール飲みながら肩組んでジャーマンメタルを眺めるのが本当に夢です。 ドイツって、本当にこっちで言われる大御所のバンドが結構な頻度でライブやってるんですよ。 あ、大御所っていってもメタルですけど。 国の中でツアーをするわけですよ、日本人アーティストだって日本をまわるんだから、当たり前だわ。 だって自分の国だもんな。 羨ましくてしょうがない!!!!!!
で、先日三島由紀夫原作 映画「春の雪」を観た。 評価:★★☆☆☆(ほし、ふたちゅ!byマチャアキ) です。
以下ネタバレ含む感想を書くので、ご注意を。
とりあえずキャストは完全にミスキャスト。以前友人が言っていたが、ブッキーでは繊細さが足りない。しかもブッキーは健康で骨太に見える。 自分としては、ワキ役で出てきたミッチーの方が神経質そうな清顕にピッタリだと思ったんだがなぁ。 竹内はそれなりに役にあっていたかも。大正顔といえば、大正顔。でも妊娠のゴシップと重なって非常に話が重かった。妊娠してる人がやってはいかん。 話の内容は、まぁこんなもんだ、といった具合。だいたいあの原作を映画化する方が難しいと思う。それをあそこまでやったなら凄いくらいかな? 映像はCGに頼りすぎて、現実離れ。現実離れした世界ではなく、彼らが住むのは大正という現実のはずが、 CGにしなくても良い(CGに頼るべきではない)部分までCGだから、観ている違和感はそこからくるものと思われる。 あと、話が清顕の心というよりも、二人の恋愛が重視されていたのがちょっと嫌だった。 原作では恋愛というよりも、心が幼いばかりに大罪を犯す清顕のバカさ加減を大いに笑う(?)もんだったのだが、映画は濡れ場濡れ場のオンパレード。 しかも濡れ場では竹内が肌を死守。折角の濡れ場なんだから、ある程度の肌を見せろよバカヤロー。 しかもその時獅童の子をリアルに妊娠していたと思うと、なんかすげー嫌。 元々気持ちの良い話ではないが、映像美だので誤魔化されるモンではないと思う。 良かったところが一つある。 清顕や、本多(親友)の詰襟。大正フリークの自分としては鼻血が出そうなくらい萌え萌え〜。 あとその上から羽織るフロックコートね。萌え萌え〜。 あとは馬車とか、洋館とか、聡子がきっちり着物から、洋服を着るようになる時代の変化とか、そういう「大正へのこだわり」はしっかり見られた。 本当にそこは素晴らしいと思う。
思うが、三輪明宏が賛辞のコメントを出すような素晴らしい映画ではなかったと思う。 本当に天国で三島由紀夫がこの映画を大喜びしているかどうかは、知らんけど。
MAD TIGER地味作品集
|