2004年11月29日(月) |
ヨンジュンシ、サランヘヨ〜! |
ってヴォケが!!!
なMADですがいかが♂越英一郎でしょうか。
サランヘヨなペのお話は後でするとして、早速今日の怒りを書き連ねていきたい。
トリンプから発売されている、小悪魔ブラなるものがある。 前回は確か、黒地にたくさんのレースがついていて、ピンクのリボンで胸元が飾られていて、 さらにそこにハート型の鍵チャームがついていて、とってもキュート★☆ おんなのこのハァトを、がっちりきゃっち!だよ、ネッ☆
とまぁそんなテンションのブラヂャーなんですわ。
そのブラジャーの新作が出たようで、テレビでその模様をやっていた為、朝起き抜けにおもむろに見ていた。 おもむろに、ブラジャー。むしろ、おもむろな、ブラジャー。 そしたらですね、20歳女がこう言うわけですわ。 「今年20歳になったので、ちょっとセクシーにしたいかなと思って」
・・・・
公共の電波使って、MADに喧嘩売ってるのかしらねこのこは。
お前、セクシーというのをわかっとんのか。 本当のセクシーを知っとんのか。 あのね、言うとくけどね、自分今の仕事場で前の職業SM嬢だと思われてんスよ。←マジで かれこれ5ヶ月くらい前から怪しまれてて、2ヶ月ほど前に確定されましたわ。 自分職場でどんだけ何をやらかしとんじゃ、というね。 そりゃ携帯にムチつけてりゃ怪しさから確信に変わるけどもね。 ということでね、セクシーとSMっていうのはスレスレなわけ。 なんにも「ということで」で繋がってないが、小悪魔ブラごときでセクシーを語るな、と言いたい。 20歳女に正座をさせて、淡々と語ってやりたい。 SMについて。←違
はたして小悪魔ブラはセクシーなのであろうか。 否!!はっきり言ってオモチャである。 セクシーとは、見て恐怖を感じるくらいのレベルを言う。 「カワイイ〜☆」と言われている、または自分がそう感じる程度ではセクシーとは言わない。 あまりの凄さに言葉を失ったり、自分がそう”なりきる”しかない状況になる着衣をセクシーと言う。 だから彼氏がニヤニヤしながら「セクシーじゃん」などと言ってくるそれは、セクシーではないのだ。 彼氏、絶句。 ↓ 彼氏、恐怖に慄く。 ↓ 彼氏、震えがとまらない。 ↓ 彼氏、階段を昇降すると息切れがする。 ↓ 彼氏、突然の円形脱毛。 ↓ 彼氏、ノーモア783640。 そのくらいのレベルをセクシーと言う。 だから小悪魔ブラを今度セクシーと言ったら、ぶったたくよ! このムチで!!
そして、ヨンジュン氏こと、ペ。ペ様。 ペ様見たさにファンが殺到し、10人が軽傷を負ったそうだ。 その詳細が見たかったんだが、運悪くニュースも見る時間がなくて、今日までペの笑顔に会えなかった。 そして今日。なんか、「4−ヨン−」チャンネルで特番やってたんですよ。 スマスマとチャンネルをチェンジしながら、食い入るように見る。 ちなみに4にするときは、親と、気合一発「ヨンさまー!」と叫びながらのチャンネルチェンジだ。 そんで、見たその衝撃映像。 正面玄関から車でホテル敷地を出るペ。 気づくファン。 押さえる警備員と警察とペ周辺の人。 道路へ雪崩れ出るファン。押さえることすらできなくなった警備員と警察と周辺の人。 車の前に立ちはだかるファン。 微笑むペ。あくまでも微笑むペ。ペ。 ヘ゜ 。 手垢のつく車。興奮し「応援してます!」と叫ぶ女。止まぬヨン様コール・・・。
へ゜ 。
――そして悪夢は起こった――
映像を見るかぎり、あれはパンチ的な頭のバカオバハンが車にしがみついたな。 そのせいで、自分は前の人に体重をあずけ、後ろの人は前進しようとしたら オバハンの足が取り残されてるから躓いて、こける。 映像で繰り広げられる見事な将棋倒し。ギネスもんですわ。 バッカだな―――。
「これだからおっかけ初心者は」と思う自分はダメだろうか。 オバハン達がせめてきよし君のおっかけとかをしていたら、違う結果だったろうと自分は思う。 おっかけというのは暗黙のルールとか、それ以上したら何が起こるか、というものを 自然と身に付けていくものだと思うんだが、 それを勉強しないまま、国をまたぐスターを愛してしまったのがマズかった。 「日本」という商業施設に悪い顔をしないと解っているファン。 もちろん、無碍にはしないペ様だ。微笑みの貴公子は常に健在だった。 だからこその横行が、ファンの動きに見られたのではないだろうか。
今回、誰が悪いともハッキリしない。
ファンを大事にしたかったペ様。 滅多に会えないペ様に会いたかったファン。 張り切って警備をしていた警備員。 危険だときちんと警告したホテル側と警察。
結局、一部ファンがバカだったと。どうしようもないバカだったと。 まぁそういうことです。 反論のあるおばちゃんはMADまでどうぞ。
んで次に。最近読んだ小説の感想。 【レテの支流/早瀬乱】 あらすじ S大学研究室では記憶を消す方法がひそかに研究されていた。 元芸能人だった怜治は、栄光の時代の記憶を消してもらう。 その二ヶ月後、怜治は十五年前自殺したはずの高校の同級生を目撃する……!
11/10発売。 読んでて中盤からムカつきはじめて、読み終わったあとには金返せとすら思った初めての素敵な一冊。 ネットでの評価はそれなりだし、なんか賞も取ってるようなのでスゴ気だが、自分にとっては 金かえせの対象でしかなかったようだ。 まぁ、買った理由が「主人公のイメージがヒムロックだったから」というベタな理由だったからそれも仕方がない。 ネタバレも含んですごい量の文句を垂れていきたい。 文字を見えづらくしておくので、見たくない方は飛ばしていただきたい。
あらすじだけを見れば、結構面白そうではあった。 面白そうだからこそ買ったわけだが、本当に面白いのはあらすじだけだと思う。 賞をお獲りになったそうだが、自分は「なぜこれが」と不思議でならない。
前半、中盤と中だるみ。後半になって急展開を迎えるわけでもなく、なんとなくダラダラしている。 んで、人の死がアッサリしすぎている。 また、人の死に対する主人公(怜冶)他の気持ちが殆どかかれていないから、死への恐怖を感じない。 そういえば、怜冶の周囲にすごい数の死人が出ていながら、怜冶自身が恐怖を感じている事が殆ど無かった。 ただ、自分の運命と戦っている主人公が書かれているだけ。 そんなの普通のヒーロー小説を読んでりゃ充分なんですよ。
モテモテの主人公。ただの30代だと言っていながら、周囲はなんか憧れてる人がいる主人公。 テキパキと事件解決にむけて、色々こなす主人公。 スーパースター的な書かれかたをする芸能人じゃなくて、まったく普通の人なのにね!!! なんだかすごい違和感と気持ち悪さを感じた。 特に、自分の運命だのなんだのに疑問を持ち始めてから、彼は自分の仕事を放り投げるんですよ。 運命に全身全霊をかけて向かっていくわけ。 普通の人になりたがったくせに。
ヒーロー的な役回りを「記憶を消した主人公」に押し付けてしまっているせいで全然感情移入できない。
同級生の林こずえは、怜冶を好きでいる必要はあったわけ? 話の展開として優子(怜冶の妻)と会話させるキッカケが必要だっただけで、 こずえ自身のその感情として必要だったわけではない。 もっと林こずえの感情の昂ぶりを表現してほしかった。 怜冶のその無駄なモテ具合がムカつく。
あと、感情の表現がヘタクソに思った。←コラ いやー、自分が偉そうな事言えんけども。 少しも悲しくないし、少しも憎くないし。心を揺さぶられた回数ゼロ。 「涙を流した」とかそういう状況説明だけで進むのに視点は怜冶視点だから 冷めた主人公っぷり(言い換えれば感情の起伏が感じられない)が浮き彫りになる。
あと、情景の描写が少ない。どんなところで展開しているのかイマイチよく解らない。 特に後半ひどい。 佐々木先生の辺りはまだ良かったんだけどなー。
ただ、楽しめなかった理由の一つに、自分の知識不足がある。 自分がこの小説を読む上で結構重要なポイントとなる 「記憶を消す」やら「2つの世界が融合する」だのをきちんと理解できていたら、もう少し楽しかったのかもしれない。 というか、原因はそこにあるだろ!といわれるかもしれないが、 感情表現、状況描写の上手下手はそれとは関係ない。
怒涛の展開。なんか登場人物が皆やけに素直だし、前向きになりすぎ。 もう読んでるのもバカバカしくなった。 読みきったけど、オススメ度は☆☆☆☆☆ほし、ゼロ!!←(byマチャアキ)
ということで、MAD初のメチャクチャ斬りですわい。 今まで、どんなにクソ小説でもいいところを見つけようとしたし、それなりの面白さを感じてきた。 自分が書いたものに関して、「お前もだろ!」というツッコミを入れられるのが怖かったから、とも言う。 だがしかし。もう許せん。今回はそうはいかなかった。 むしろ読んでいただきたい。そして、貴方の感想を聞かせてほしい。
そしてMADのバカっぷりが浮き彫りになるんだろうな(笑)。
MAD TIGER地味作品集
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