友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2002年02月25日(月) 歌っていただきましょう!さだまさしさんで「償い」。

こんな記事を御存知だろうか。


『東京・世田谷区の東急田園都市線三軒茶屋駅で昨年4月、銀行員の男性が殴られ死亡した事件で、傷害致死罪に問われた当時18歳の少年2人の判決公判が19日、東京地裁で行われ、山室恵裁判長は求刑通り、それぞれ懲役3年以上5年以下の不定期刑とする実刑判決を言い渡した。裁判長は2人に対し、歌手、さだまさし(49)の曲「償い」を引用し、異例の説教。伝え聞いたさだも「法律で心を裁くには限界があるから…」と話した。

 判決後、閉廷する直前だった。反省の色が見られない少年2人に対し、裁判長は「唐突だが、さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか」と切り出した。うつむいたままの2人に、「この歌の、せめて歌詞だけでも読めば、なぜ君らの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう」と少年の心に訴えた。』


ずっと気にしていたのだが、日記でとりあげるような問題ではないと思い自粛していた。
しかし今日、たまたま検索に引っかかった歌詞のすべてを目にして、涙が出た。
明らかに泣かせようとする歌詞。
泣かせようという陰謀の元に作られたとしか思えない。しかしこれはまぎれもない真実だ。
「真実は小説より奇なり」というが、人間は時として作られた話ではありえない程の涙を誘う。
さだまさし氏の歌は大体が真実を元に作られているから、非常にリアルである。
有名な「精霊流し」も「関白宣言」も、なんだか人間くさいほどにリアルだ。
ウチの親はさだまさし氏が大好きで、曲も聞けば公演会のようなものにも足を運んでいた。
家には彼の書いた本があり、幼少の時は興味すらなかったが、正月実家に帰った時に偶然にも読んでいた。
爆笑。
マサシ、おめーサイコーだよ!というくらい、爆笑。
彼のその繊細な部分が、笑いが漏れる程の文章を生み出す。
それがゴーストライターだとしても、彼ならまぁそれもアリだろうな、というくらいの
仏の心すら生み出させる。

その彼の歌の「償い」。
この記事で自分は初めてそういう歌があることを知った。
昭和57年に発売された「轍〜わだち〜」というアルバムに収録されている曲である。
そりゃ知らないはずだ。アルバムの収録曲の上、自分はまだ生まれて1歳(笑)。
バブバブーつぐないバブーである。
なんだかんだ言って面白おかしく書いても、こうやっているだけで涙がでそうだ。←おい
とりあえず、歌詞を載せてみる。
違法だ!といわれても、ちょっと載せてみる。文句は歌NETへ。←責任転化



償い
作詞・作曲・歌手:さだまさし



月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ
たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に
ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた

人殺しあんたを許さないと彼をののしった
被害者の奥さんの涙の足元で
彼はひたすら大声で泣き乍ら
ただ頭を床にこすりつけるだけだった

それから彼は人が変わった何もかも
忘れて働いて働いて
償いきれるはずもないがせめてもと
毎月あの人に仕送りをしている



今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た
しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた
それは事件から数えてようやく七年目に初めて
あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り

「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました
だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に
主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど
それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」

手紙の中身はどうでもよかったそれよりも
償いきれるはずもないあの人から
返事が来たのがありがたくてありがたくて
ありがたくて ありがたくて ありがたくて

神様って思わず僕は叫んでいた
彼は許されたと思っていいのですか
来月も郵便局へ通うはずの
やさしい人を許してくれてありがとう

人間って哀しいねだってみんなやさしい
それが傷つけあってかばいあって
何だかもらい泣きの涙がとまらなくて
とまらなくて とまらなくて とまらなくて




ゆうちゃん!!!←何
ヤベェ、涙が!!ゆうちゃん!!!!!←だから何だよ
ゆうちゃん。その名前は以前の自分のアダナ。ブハ(笑)!
だから妙な親近感と罪悪感が。
ゆうちゃんは凄い。凄すぎる。いや、もしかしたらこれが本来の人間だったのかもしれない。
未亡人も、だんだんと罪悪感がわいてきたのではないか。
必死になって、毎月送ってきた彼の人生をつぶしてしまうのではないかという
不安があったのではないか。
それに変わって三軒茶屋!!!人間殺しておいて、その態度はなんだッツー話しだ。
こっちの未亡人は、許そうにも許せないだろう。
裁判官は通俗的だとは思うが、ワンパターンであった裁判に新しい風を吹きこんだと思う。
そして加害者の2人にはしっかり罪を償って欲しい。



まさし再燃の時期がやってきたのだろうか。
また、オリコンに登場していただきたい。

そして、どんよりとして、なんか陰気クサイ音楽界をまたつくって欲しい。
(そのためには中島みゆきの協力も必要)



アンチ顔文字MAD TIGERが顔文字を侮辱する!耐えろ!顔文字!
==*==*==*==*==きょうの(・・;)文字のコーナー==*==*==*==*==
「いや」を変換したら・・・

「ヤン(〜−〜*)≡(*〜−〜)ヤン」


本当、喧嘩売ってるとしか思えないな!!!!!!!←( ̄ー ̄; ヒヤリ

可愛くねぇんだよ、顔文字!!!!!!←( ̄ェ ̄;) エッ?

いいかげんにしろ――――――――!!!アハハハハ ”o( ̄▽ ̄メ )。o0○((殺す))ゾ!!

ハァ。
この世から顔文字がなくなるのはいつなんですかね。




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