友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2002年02月24日(日) イタズラなKISSをした。

自分の日記にまさか書くとは思わなかった「KISS」という単語。
しかしその単語の前に「イタズラ」がついているのがミソ。
今日の日記はかなり長い。


先日〜今日まで、飲んだくれた。
バイトの友人の誕生日だったために飲みまくった。
アホという程酒を煽った。
もう身分証明でドキドキしなくてもいい年齢だ。←未成年は呑んではいけません。
どのくらい呑んだだろうか、自分で覚えていない。
しかし記憶をなくすほどタチは悪くないし、周囲から言わせれば酒に強いらしく
呑んでも呑まれることはない。
記憶を失ってニャンニャン(←何)するのもいいが、自分はそれが出来ない。
だから普段通り、ジャイアニズム爆発。

「PC(注文係)!!!兄さん(社員)の酒がなくなっとるやないか―――!!!」

「おのれワシの酒が呑めんちゅーんかい!!!」

普段はそんな言葉づかいをしないのだが、呑むとどうしても田舎の言葉が(笑)。
酒の席は無礼講。そんなところまで堅苦しくしていたら面白くない。
久々に会った社員にはドツカレまくり「親方!最近部屋に若いの入ってきましたか!」とか
デブ特有の発言をされ、腹の立つこと山の如し。
もうすでに女としての視線はどこにもない。また、自分も女としての意識もない。
しばらく呑みまくっていたら、誕生日のS(♂)がマッサージをしてくれという。
施してやると大喜び、「ウヒャッ!ウヒャッ!」と奇声を上げてころげまわる。
「これって麻薬みだいだね!」←ヤミツキ、という事らしい。
もう嫌だ、と言っても堪忍してくれないため、結局2時間程揉みっぱなし。←何
自分で言うのもなんだがお人よし。ジャイアンも映画ではお人よし。
「ウヒャッ!サイコォ!」という声をバックミュージックに自分は他の人と喋り始めるが、
必死でもみまくっていたせいか(なんでそんな本気なんだという事を後から気付いた)
酔いが回ってグラグラする。
社員には頭を捕まれ豪快にグルグルと回され、酔いは最高潮。
しかし意識ははっきりしているから絡み酒とかとかもしない。
至極地味な酔い方である。一人で、誰にも気付かれることなく限界を向かえる(笑)。
吐いたら楽になるのだろうが、自分は吐けないし吐こうとも思わないから吐かない。
しかしバイト仲間のSちゃん(♀)が淫らな酔い方。
毎度毎度それな為、もうなれている。
絡まれるのはSちゃんお気に入りの仲間M(♂)。
「チューして〜v」
「Mがちゅーしてくんないとヤァーダァ〜」
とか無茶苦茶な事を言う。
(ちなみにMとは、虎が♂♀(以前の日記参照)に失恋(?)して
木っ端微塵になったとき、勢いでヤりかけた事がある。←最低)
自分はそれを見ているから、なおさらしっかりしなければいけない気がする。
だから、益々酔えない。人に迷惑をかけたくない。
おそらく弱みをつかまれたくないのだと思う。


どこまでいっても強がりばかりだが、そういう性格なのだからしかたがない。


最後パフェを頼んで締めるぞ!とSと意気込むが、パフェは無いといわれブチ切れる自分。
じゃぁ甘いモン持って来いってんだ!!←何
結局チーズケーキ(激ウマ!!)とアイスをSと半分こして食べる。
その時自分はSを揉んでいなかったため、Sは自分で自分を揉んで、また「ウヒャ!」と声を上げていた。



その後店を出て、ヨロヨロになったSちゃんをどうするか、という話しになる。
皆が「Mが呑ませたんだからお前がもって帰れよ」とか無責任な事を言う(笑)。
しかしそんな事をするはずもなく、皆で送っていくことに。
Sちゃんの足はもうおぼつかない上、喋っている事も意味不明なためどうしようもない。
Mが必死で支えるが、Sちゃんはとうとう座りこんで、さらにはこう言い出した。

「ティガーちゃんがチューしてくれたら歩く〜v」


「ハ?」


なんで自分に白羽の矢が立ったんですか。
いきなりの事に酔いのまわった(周囲から見たら多分普通)自分の頭がフル回転するが、
彼女の発言を予想させる出来事は少しもなかった。

無言で嫌がっていると(当たり前だろ)Sちゃんは半泣きに。


「私の事嫌いなの?」

いや、嫌いとか好きとかそういうモンじゃ・・・(汗)

次第に周囲(4人)の表情には、自分に対する哀れみとともに
「オメーがやったらとっとと帰れるんだよ!」という微妙な怒りと責めが浮かんできた。


どうしようもねぇ。

俺も男だ。←嘘だろ


そういう事で、しました。
彼女がガンガンくるので、結構ディープでした。←オイ
一つよかったのは、Sちゃんが吐いていなかった事。
吐いていたらと思うと今でも背筋がゾっとする。



結局Sちゃんは意気揚揚と歩き出した。
自分はチャリもなく歩きだったのだが、思いたって♂♀の家にいきなり突入。
そこにホモエロビデオがあるかもしれないという危険も顧みず、いきなり突入!!

「チャリくれ!!!!」

♂♀「え・・?い、いいけどぉ。」

ハ?いいんですか?
本当にいいんですか?


これだから金持ちって嫌だ。←貧乏人の僻み
♂♀から折りたたみチャリを貰い、早速組み立てて走行!!
しかし後輪がブリュブリュと音を立てる。
久々のこの感触・・・空気くらい入れとけボケ――!!
根性で乗りきって、奴らにおいつく。さらにはSちゃんとM以外のチャリ部隊2人を追いぬく!!
しかしその二人から声がかかる!!!


「マッド!!服が破けてるぞ!!」


・・・え?

ギャ―――!!!←爆笑

破けてる―――!!!!


見事に、上着が破けている。しかも結構な穴!!!
おそらく暴れたSちゃんを取り押さえたときに出来たんだろう、かわいそうに、とチャリ部隊に慰められる。
慰められても破れた上着は帰ってこない。あの元気な姿はもう見られない(涙)。
大好きな服だったのに―――!!これから呑みには好きな服着ねぇぞぉ!!
家に帰ってチクチク繕うから、まぁ別にいいや。←いいのか


つーことでSちゃんを送り、チャリ部隊とチンタラ駅まで帰る。
そこで皆と別れ、チャリを畳んで、電車にGO!!!!
これから1時間30分ほど、折りたたみチャリとともに破れた服で恥ずかしい思いをしなければならない。
そしてしばらく乗り継ぎ、地元の電車に乗りこんだときだ。
自分は極度の疲れと寂しさのために(まぁいろいろあるのだ。)吐き気をもよおした。
しかし、吐かない。吐けない。
自転車は大荷物で、置く場所が無い。通路に少し置かせてもらうと人が通りにくそうにする。
対面式の座席なため、人に迷惑がかかるがまぁ仕方が無い。←ゴメンナサイ許してください
自分のナナメ前にオッサンが座り、電車は出発していった。
しかし、ナナメ前のオッサンは良い人すぎた。
「いい自転車だね。」とか、「物騒だから折りたたみはいいね。」とか、さらには
「携帯電話ってどうやって使うの?」とか、自分の吐き気など露知らず喋ってくる。
オッサン、良い人なのは分かるが、ゴメン、マジでキモい。
そうは言えない自分。返答を返すと、5倍くらいの返答となって返ってくる。
また返答。10倍。返答。20倍。返答・・・・
地元の駅につくまでの40分程を、じっくり寝ていこうと思ったのに喋り通し。
気分の悪さを必死に堪え、顔に出さないようにして、オッサンに笑顔を送る。
しかし地元の駅についた時、オッサンは率先してチャリを電車から降ろしてくれた。
ありがとう、オッサン。
自分の40分間は、この瞬間の為にあったのではないかと思う程ありがたかった。

そうして駅を出る。チャリを組み立て、またブリュブリュ言わせながら走行!!
しかし脱落(笑)!パンク寸前のチャリの重さには勝てなかった。
結局降りて歩く。侘しさが全身を包みこむ。
一人でどんよりムードだ。

電車では、眠いのに寝られなかった。
皆はもう家について爆睡しているだろう。
なのに自分は、なんで今こんなとこでパンク寸前のチャリを転がしているんだ?

そう思うと悲しくて仕方が無かった。
自分は皆の前で虚勢を張るぶん、一人になると滅法弱い。
それは自分でもよくわかっているが、やはり弱みを見せたくない。
そのスキのなさがいけないんだ、と何度もMに言われた。
しかし、悲しい。寂しい。
そして、なんかムカツク―――――!!!!←何
一人だけなんでバイト先から1時間30なんだ、という話しだ。
なんで自分がこんな目にあわないかんのじゃ、という話しってコトYO!
怒りやら寂しさやら、すべての感情が入り混じった状態で自分は家に向かって歩いた。

しかし、それだけでは終わらなかった。



「すみません!」

「は?」

呼びとめられ振りかえるとそこには、一人の男性が。

「ナンパとかって、いいですか?」

ナンパがいいも悪いも、そんなん知ったこっちゃない。
わけも分からず男を見ていると、男(意外と普通)は笑顔であった。

「あの、お時間ないですかねー?」

「無いです。」

チャリを押しながら、髪を振り乱し、ドスドスと地を蹴って歩き始める。
しかし男は執拗に食い下がった。

「いや、あの駅のところから見てて、いいなーって思ったんで・・・。」

「ダメです。」

それでも男は後ろをついてきた。
ドラクエでもあるまいし、ついてこなくてよい!!!!
自分は立ち止まり、振りかえって言った。


「チャリもパンクしかけだし、服も破れてるんでダメです。」


何がどうダメなのか分からないが、自分はそう口走った。
おそらく吐き気と闘い、意識が朦朧とした状況でそのことばかりが頭にあったのだと思う。
男の歩みが止まったのは言うまでもない。
彼は意味をわかっていないだろう。
ナンパ野郎のせいでさらに自己嫌悪に陥り、ドツボで悲しくなりながら、家に帰った。
そして爆睡。今に至る。




チャリをゲットしたのはよかったが、それの代償があまりにもデカすぎた。
もう、何も考えたくない(泣)。



アンチ顔文字のティガーが顔文字をズバリと斬る!!
==*==*==*=きょうの(^O^)文字のコーナー=*==*==*==*==
「ねむい」を変換すると・・・

「ヽ(^○^)ノファーーァ!」


思わず「ノファーァ」と読んでしまったのは自分だけだろうか?
右手が短いのはなんでだ?
身体的な事を言いたくはないが、お前が顔文字な限り自分は凶弾しつづける。
覚悟しろ、顔文字!!




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