「暗幕」日記
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2002年06月19日(水) |
夢記録・被虐待児童と子供の楽園(閲覧前警告あり) |
※このログは2002年6月18日朝に私が見た夢を記録したものです。 一貫するひと続きの夢ですが便宜上、シーンごとにナンバリングしています。 とんでもない内容ですので、自己責任で閲覧ください。 なお、この夢に関するご質問には勝手ながら返答いたしません。
【夢の内容】 1)通学のために一人で住んでいるアパートに戻る。最寄駅からバスで40分。古代の都復元図を俯瞰したような、ただっ広く人気のない、緑の木々ばかり目立つ平原。行くのは久しぶり(長期休暇のあとか?)なので、道をど忘れしていないか少し不安になっている。
2)大通りの歩道を歩いていると自転車に乗った、小学校時代の同性の友人3人に追い越される。「帰ってきたんだね」と声をかけられる。「うん。遊びにおいでよ。今晩はひとりだから泊まって行ってもいいよ(その日は土曜日だった)」と答えた直後、そしたら晩御飯は豪華に作らないといけないなーと思う。一人だから簡単に済ますつもりでいたので。「うん、あとで行くよ。野菜とか、食べるものも買って行くね」と言われる。こちらの食生活を言うまでもなくわかってくれていて嬉しい。
3)友達も既に来ている、新築の家の台所。隣に父が立っているのに急に気づく。台所は狭いので友達にも来ないよう言っていたし、父にもどいてくれるよう言うがどかない。父とは身長差も体格差もあり、狭い隅の逃げ道をふさがれた格好になっている。いつ来たのだろう。「ひとりだから」とさっき友達に言ったのをどこかで聞かれていたのだろうか。 友達はトイレか、それとも別の部屋を見にいっているのだろうか。リビングには姿が見えない。
4)「お前もいやじゃなかったんだろう」父が言っていることがわからない。いや、意味はわかるが状況と内容が合っていない。父の書棚にあった小説ではこういうことを言われてるときは何かされてるか触られてるのだと思うが触覚がなくて理解できない。「そんな格好で俺の目の前にいるお前がわるいんだ」その言葉でスイッチが入ったように、TV画面のスーパーインポーズみたいに父視点の、Tシャツとショートパンツを着ている私の全身像が映し出される。第二次性徴とボリュームが3割増しされた姿だが自分そのものだと私は思っている。「なあ、嫌じゃないよな?」たしか前に父には嫌だとはっきり言ったはずだが、…言ったと思うが、…そう言ったのは心の中だけで本当は言ってなかったのだろうか。あんまり、嫌でもないような気がしてきた…。
5)父はもう私には会えない。 児童福祉法がらみだということで、私は誰にも何もきかれなかった。父の告発には、友達の証言で十分だったらしい。ということは私と同じ年の友達が、私の代わりにいろいろ訊かれたのだろうか。自分は傷ついても、私を守ろうと同じ子どもなのにがんばってくれたのだろうか。 それともそうではなく、私が誰かに何かを話したのを私はすっかり忘れてしまっただけなのだろうか。 友達が証言してくれて、それが十分な理由になったということであれば、やはりあのとき、私は何かされていたのだろうか。身内の恥ずかしいことを知られてしまったということなのだろうか。父に恥ずかしい格好にさせられてしまっていたのを友達に見られたということなのだろうか。もしそうであれば、私はすごく恥ずかしいはずなのに、恥ずかしい気持ちがまったく湧いてこない。 今考えなければいけないのはこんなばかみたいなことじゃなく、もっと大事なことが他にあるはずなのに考えられない。 明日、私を知る人が誰もいないところへ行く。
6)友達が来るので八百屋に寄ってから帰る夕暮れ。 ニンジンとトマトを籠にいれ、スライスしたたまねぎもと思ったら廃棄されて、別のたまねぎを新たに店の人が切っているところだった。
7)神社の森のような、大きな木が繁る公園は、オープンカフェになっていた。顔だちで外国人とわかる子どもが大人と一緒にそれぞれ、大きな切り株をテーブルにした席で食事をしている。木に成っている短い紡錘型の実をしぼって白い液を器に満たしている男の子がいる。あれはバナナの木で、実も好きに取って良いらしい。半分に切ったバナナの皮をまとめてさかさまに下げた、オーキッドピンクの、赤い斑入りの花*1がバナナの花なのか。 おいしそうで飲みたくなって、一回り見まわしてみたが手の届きそうなところに実がなっている木はない。空いているテーブルもない。バナナの液はあきらめて、テイクアウトでも、歩きながらでも食べられそうなソフトクリームを買って帰ろうと思う。
8)家に妹とともにきている妹婿が、持参のノートパソコンを電話のコネクタにつないでいる。私は自分の家にいるのに、パソコンが解体されてしまったので誰にも(回線を通じて)助けを求められない。
9)場面は6)7)と同じ。幼い子を二人つれた妹とともに歩いている。野菜を見ていると妹が「◎◎ちゃん(私の呼び名)、△△(上の子の名)の手をつないでいて!」と言う。妹は下の子の手をつかまえている。遠くに△△が一人でいるのが見える。 妹の子は二人ともまだ幼児だったはずだが、下が幼稚園、上が10歳くらいに見える。追いついて手を握るとおとなしく手を繋がれて歩いている。タイミングが悪くて△△の左手の親指を除く四本の指をこちらが握りこむ格好になった。
10)八百屋のレジの隣で、木箱を机にしていたボランティアの人が、店じまい近いのでたくさんの郵便処理をしている。子どものために活動しているある非営利団体なのだと言う。「ここから15万人でていったので、その子たちに手紙を書いているのです」数字が大きすぎる。急に不安になる。ここは、どういうところなのだろう。
【補足】 *1 図鑑で見たジギタリスの花。サイズは著しく異なるが。
[カウンターメモ:6/18 13:00 9853]
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