Home Page
「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2006年04月05日(水) 新しい旅立ち

今日はchimomoの大学の入学式だった。

大学生になってまで、入学式に親がついていくのはどうなんだろう…と前日まで考えてた。
chimomoも不安なんだろうなぁ。
「一緒に来てよ〜」と言うので、門までついて行って、保護者が少ない様子だったら帰ればいっか と決めた。

気温も低くて、朝から雨降り。
先日の雨にも堪えて懸命に咲いていた桜も、半分ほど花を散らしていた。
ん゛〜 入学式に雨なんて、雨は好きなんだけど、ついてないかも。

大学の最寄駅についたら、たくさんの人、人、人。

他の大学のサークルが、勧誘に来ていたのね。
狭い駅の出入り口がつまっちゃって、身動きできないくらいなの。
きっと毎年こうなんだろうね。

思ったより、一緒に来ている親がいっぱいでビックリ。
女子大だからじゃないかと思う。
やっぱり新しい環境に送りだすのだから、娘のことが気がかりだっていう親は、わたしだけじゃないみたい。
なんだか嬉しく感じた。
親離れ、子離れしていないから というわけじゃないと思う。

入学式も、厳かで趣のある良い式だった。
伝統を大切にしながら、新しいものも積極的に取り入れていくという姿勢って良いな。
就職のことにしても、とても手厚く指導している様子に好印象を抱いた。

先生と学生との顔合わせの際にも、親を同席させて下さったり
新入生への大学側からの贈り物が、防犯ベルだったの。
それから大学周辺の病院マップとかもあって。
女性のことを考えた対応がウレシイと思った。

おっとり型のchimomoには、この大学の雰囲気が合っていると思う。
やっぱり縁のある所に受かるものなのかも知れない。

学生部の方のお話に、ほろりとさせられた。
学生部は進路や生活の相談など、一番学生と接することが多い場所で
今、とても混雑していて、悩み事を相談に来る子たちが激増しているのだそう。

両親は忙しいから話ができない
親には言えないことがある など、涙ながらに話す子がいるのだそう。

大学生になったんだからって、突き放すんじゃなく、よく話を聞いてあげて頂きたいとおっしゃっていた。
これって、一番大切なことだよね…。
子供は何歳になっても子供なのだから。

入学式は、いつでも気持ちが新しくなる。
この気持ち、いつまでも持っていたいと思う。

明日からはもう、午後までオリエンテーションが始まる。
前日まで「友達できるかなぁ…」なんて、ぼそり…と呟いていたchimomoだけど
そんな不安は消し飛んで、もう、お友達ができた様子。
ちょっと安心した。



 < 過去  INDEX  未来 >


冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]