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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2006年04月03日(月) 「コナン・ドイルの事件簿」

深夜にNHKで放映していた「コナン・ドイルの事件簿」
今夜が最終回だった。

ずっと観ていたんだけど、この最終回が一番面白かった。
ドイルさんがあまりにも軟弱ナンパ氏に見えちゃって
安っぽく感じちゃった作品も幾つかあったんだけど、まぁ、いっか。

ジャック・ザ・リッパーがイギリスの夜を震撼させていた時代の町並みや人々の服装
(個人的に特にマント♪)
調度品やらハリーくんの物語に出てくるダイアゴン横丁ふうの商店やら店内やら
興味をそそられるものばかり。

それにシャーロック・ホームズが生まれるきっかけになったエピソードが面白かったし。
わたし、隠れシャーロキアンなの。

人の心の中に巣喰う闇の描写が素晴らしかった。

コナンドイル自身、複雑な家庭環境の中にあったし、特異なものに対する畏怖が憧れになる気持ちもよくわかるし。
氏の作品はみんな読んだけれど、そのすべてに繋がる原点を感じられた気がした。



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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]