女の世紀を旅する
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2011年12月23日(金) |
北朝鮮の体制崩壊は必至.中国が必ず軍事介入し,半島は動乱へ |
北朝鮮の体制崩壊は必至.その時,中国が必ず軍事介入し,半島は動乱へ
★ 【北朝鮮】金正日総書記が死去!むせび泣く女性アナ、朝鮮半島緊迫化 http://www.youtube.com/watch?v=2BDxAm5V6sA&feature=related
★ 【北朝鮮】金正日死亡、緊迫化する朝鮮半島情勢 http://www.youtube.com/watch?v=PydU3TYMN4g
★ 【井上和彦】北朝鮮軍分析 Part2[桜H22/7/12] http://www.youtube.com/watch?v=2RIAyW9p6jE&feature=fvst
★ 北朝鮮平壌の映像 http://www.youtube.com/watch?v=PUp43CjJQKE
★ 北、来年4月以降に核実験の恐れ/ 英シンクタンク幹部「金正恩氏に止める力ない」
1994年に金日成主席が死去した際、金体制は揺らぐと議論された。ソ連の崩壊で軍事的保護・支援がなくなり、食糧危機で200万人が死亡したが、それでも金正日総書記はスムーズに権力を継承し、狡猾な政治指導者になった。
一方、金正恩氏は昨年9月に朝鮮人民軍大将、新設の中央軍事委員会副委員長に就任、後継者に指名されたばかりで、金総書記の急死は正恩氏の地位を不安定なものにするだろう。これまでのところ金体制に亀裂は見えない。軍も体制が崩壊すればすべてを失うことをわかっており、正恩氏を後継者として受け入れるというのが最もあり得るシナリオだ。
しかし、権力闘争が起きて体制が崩壊する可能性も3分の1ほど残っている。中国は北朝鮮を思うように動かせるとも北朝鮮が無秩序状態に陥るとも考えていないが、もし体制が崩壊すれば軍隊を派遣してでも秩序維持に努めるだろう。万が一の場合、中国は正恩氏に代わるカードとして金総書記の長男、金正男氏をマカオに抱えている。米国や韓国は最悪シナリオに備えて、北朝鮮から流出した核兵器や核関連物質を確保する図上演習を行っているとも報じられた。
朝鮮人民軍は、核兵器や弾道ミサイルの信頼性を高める必要があると考えている。米国や韓国は北朝鮮によるウラン濃縮活動の即時停止を6カ国協議再開の条件にしており、北朝鮮は強硬手段として来年4月以降に3回目の核実験を行う可能性がある。中距離弾道ミサイルも試射するだろう。
金総書記なら軍に「待て」ということができたが、軍が核実験を行うと決断した場合、正恩氏に止めるだけの力はまだない。また、正恩氏が強さを見せるため、領有権問題が存在する海域などで韓国に対し軍事的挑発行動を起こす恐れは十分にある。
【プロフィル】マーク・フィッツパトリック 米国務次官補代理として大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)に関わる。英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)軍縮・核不拡散プログラム部長。
★ 泣いていない外国人、列車から降ろす?…北朝鮮
金正日(キムジョンイル)総書記の死去が発表された北朝鮮で、外国人の外出を禁じたり、出国を促すなど国内の締め付けが強まっていることが、同国を行き来する中国人の証言で明らかになった。一方、韓国と北朝鮮が共同で運営する北朝鮮の開城(ケソン)工業団地は20日も、平常通り操業が行われた。
「北朝鮮当局は外国人に出国を促している」。12年20日、商用で同国を訪れ、高麗航空定期便で北京空港に戻った中国人男性は語った。
平壌の大学に留学している中国人の女子留学生は、「平壌では多数の市民が金総書記の肖像などに花をささげて追悼活動を行っているが、北朝鮮当局は外国人の参加を禁止しているようだ」と明かした。同じく平壌で学ぶ中国人の男子留学生によると、金総書記の死去発表後、大学の教授が中国人やロシア人などの留学生に対し、「なるべく外出は控えてほしい」と指示した。北京の外交筋は「北朝鮮当局は、平壌の市民が外国人と接触し、金総書記の死去に絡む『うわさ話』などが流れることを警戒している」と指摘する。
一方、インターネット上には、北朝鮮に出張していた中国人男性が「列車に乗っていると、多数の外国人が『(金総書記が死去したというのに)泣いていない』という理由で降ろされていた」との体験談が掲載された。男性が周囲の人々が泣くのをまねて大声で泣き叫んで、ようやく列車に乗ることができたという。
(2011年12月21日10時49分 読売)
★ 日米共同対処強化へ=中国、北朝鮮をけん制−F35導入・アジアの軍拡に拍車も
【ワシントン時事】日本が次期主力戦闘機(FX)にF35を選定したことについて、米国は日米共同対処能力の強化に寄与するものとして高く評価している。米国防総省は、軍事力を増強する中国や北朝鮮の挑発をけん制する上で、空軍戦力を重視しており、同省のリトル報道官は20日、「日米関係を深化させ、地域の安全を向上させる上で、F35は重要な役割を果たす」と述べた。
◇嘉手納でも配備へ
FX選定では、ゲーツ前国防長官が今年1月の訪日直前、「日本政府は第5世代のステルス性能を持つ正しい戦闘機を導入できる機会を与えられている」と強調、F35を導入すべきだとの米側の意思を鮮明にしていた。
またパネッタ現国防長官は、厳しい財政情勢下でも「F35は米国の空軍戦力の優越性を維持する第5世代機になる」と明言し、開発遅延を懸念するカナダ、イスラエルなどにF35を引き渡すと確約。日米防衛首脳会談では「日米の相互運用性を考えに入れてほしい」と導入を迫った。
日本のF35導入を米側が歓迎する理由は、日米が歩調を合わせたステルス機配備の戦略的重要性にある。米軍嘉手納基地(沖縄県)のF15や三沢基地(青森県)のF16が将来、F35に順次切り替わる見通しだ。
◇高いステルス性に期待
F35は、レーダーに探知されにくいステルス性を生かした対地攻撃能力重視の設計だ。精密誘導爆弾を搭載するほか、地上掃射用に米空軍ステルス戦闘機F22より口径の大きい強力な25ミリ機関砲も装備し、洋上への機雷投下も可能とされる。
米軍幹部は「自衛隊が対地攻撃力を持つ最先端のステルス機を保有し、共同の警戒監視や爆撃訓練を行えば、日米の戦力を示す強力なメッセージになる」と話す。 F35は空中警戒管制機(AWACS)並みともいわれる最先端のセンサーも備える。ステルス性を生かし、中国軍の偵察情報をデータリンクにより日米のF35で共有することも可能。米側は抑止力維持で日本の役割分担を期待している。
マイケル・グリーン元米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は「尖閣諸島問題があっただけに対中国上、日本が最高の性能を備えた米戦闘機を保有することは自己防衛の意思の顕示になる。北朝鮮の脅威への対処にも極めて重要だ」とF35導入を評価した。
◇中国が対抗の恐れも
有力シンクタンク「新米安全保障センター」のアジア専門家パトリック・クローニン上級研究員は「日本のF35導入の意図は中国対策とみなされ、中国はサイバー攻撃を含めて対抗しようとするだろう」と予想する。次世代ステルス戦闘機についても、中国は「殲20」の開発を進め、2015年からの配備を目指している。
日中以外のアジア各国も空軍力強化を図る。インドは戦闘機126機の候補機選定中で、ユーロファイターなど欧州機に絞った。韓国は次期戦闘機としてF35やロシア機を候補にし、シンガポールもF35導入計画を進めている。アジア地域全体で軍拡の動きに拍車が掛かっているのが現状だ。(2011/12/21-14:50)
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