女の世紀を旅する
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2008年10月12日(日) |
金融恐慌寸前の世界経済 (2) |
858 投稿日: 2008/10/06(月) 14:29:12 (メルトダウンが始まった株式・為替市場) 日本の株式市場がメルトダウンを始めました。 今日の日経平均は午後1時50分時点でマイナス540円、東証株価指数で54ポイントのマイナスとなっており、東証株価指数は1,000ポイントの大台を割り込んでいます。 また、為替も大荒れになっており、<0%金利:円キャリートレード>で海外に流れていました円資金が一斉に海外から日本に戻ってきており、一気に円高になっており、中でも【ユーロ】は暴落状態になりつつあります。 ドル 102.97円 ユーロ 140.25円 ポンド 180.92円 豪ドル 77.04円 NZドル 66.74円 【ユーロ】は140円割れも時間の問題で130円台割れまで一気に進むかも知れません。 今、金融市場が<静かな崩落>から<大規模な崩落>へ移りつつあり、このままいけば早ければ今週末に<金融恐慌>に突入するかもしれません。 今晩のヨーロッパ市場・NY市場は大荒れになるでしょうが、すでにH株指数は5%もの急落を演じており、NYダウの1万ドル割れは避けられないはずです。 そしてこの1万ドル割れが金融恐慌への<合図>になります。
861 投稿日: 2008/10/07(火) 05:58:51
(暴落し始めたヨーロッパ株式・通貨) ユーロ 135円54銭 ポンド 173.97銭 スイスフラン 87.82銭
為替市場に恐ろしいまでもの破壊が起こってきています。 特にヨーロッパ通貨は壊滅的な動きとなっており【ポンド】に至っては10円もの暴落となっています。
また、株式も暴落しています。
イギリス(FT100) −7.85% *バークレイズ銀行 −14% *ロイヤルバンクスコットランド −20%
ドイツ(DAX) −7.0% *コメルツバンク −16% *ヒポ不動産 −37%
日本・アメリカより下落率が激しくなっているのですが、より打撃が大きい市場は【ロシア】です。 −20% 売買停止を交え、20%も暴落したのです。
今、世界中のリスクマネーが逃げているのです。 世界中から過去5年間にわたって世界中にばら撒かれた<円キャリー>資金が一気に日本に戻ってきており、このため<円高>になっているものですが、同時に投機資金がその分世界中から消えてしまっているために、世界中の株式・為替が大変動を起こしているのです。 世界中のバブルを日本が作り、日本が潰しているのです。
今後、日本の責任が追及されることになりますが、その責任追及が起こる時には 世界は金融恐慌に陥っているかもしれません。
すでに皆さんには<この時>をお知らせしてきましたので、『やっときたか』と思われていると思いますが、本当に恐ろしい事態はこれから襲ってきます。
すべての金融資産が吹き飛ぶことになりますので、みなさんにおかれましては、<守るべき資産>と<捨ててもよい資産>を今一度検討されますように。
事態はものすごい勢いで進んでおり、最後の段階まで小休止はあると思いますが、 その小休止がない事態も考えられますので、準備ができる間に可能な限りの準備は必要です。
862 投稿日: 2008/10/07(火) 13:51:27 (危機に直面する5兆円ファンド:グロソブ) 5兆円ファンドである【グローバルソブリン】が危機に直面しており150万人とも言われる購入者の資産が激減するかもしれません。 6日付けの基準価格が6,965円となり、8月8日の今年のピークから732円、率にして9.5%も急落しているのです。 この間80円の分配金が払われていますがそれを差し引きましても<652円>の値下がりであり、さらにヨーロッパ通貨安の影響を受け、今後さらに急落することもあり得、分配金原資も運用では足りなく積み立てた<元本>から取り崩しはじめているとも言われており、今後、運用益ではなく運用損が拡大していけば、一気に元本が減り、基準価格が1,000円、2,000円という額で減ることもあり得ます。 <運用分配先> ユーロ 38.6% ドル 27.0% 円 12.4% 北欧 7.5% カナダ 7.2% 英国 6.1% 豪州 1.2% 150万人の投資者が青ざめる日が近々に来るかも知れません。
865 投稿日: 2008/10/08(水) 13:36:57 (総資産220兆円の銀行の経営危機) このブログでたびたび株価を掲載してきました【ロイヤルバンクオブスコットランド】(総資産220兆円)が経営危機に陥っているとの観測が強く、株価が暴落してきています。 現時点では昨日より25%下落の110ペンスとなっており、一時は90ペンスにまで暴落していました。 国有化発表のタイミングになりつつありますが、220兆円の資産を保有する巨大金融機関を国有化すれば、ポンド売りが加速することもあり得、イギリス政府はぎりぎりの選択を迫れています。 また既報の【アイスランド】は金融危機に陥っています「ロシア」から5000億円規模の融資を受ける報道されていますが、金融危機に陥っています「ロシア」から危機に陥っている「アイスランド」が緊急融資を受けるという、なんとも奇妙な融資話であり、実現しましても何か引っ掛かるものがありますが、今や世界の金融市場は何でもありの様相を呈しており、まさに危機が深まっていると言えるのです。 はたしてイギリスはこの【ロイヤルバンクオブスコットランド】を救済できるでしょうか? 銀行を救済して国が潰れたでは話になりません・・・。
866 投稿日: 2008/10/08(水) 13:39:22 (救済役が救済される立場に・・・) 『おごれる平家は・・・』とのことわざがありますが、今やこれが見事にあてはまるのが【バンクオブアメリカ】です。 今日、NY市場で【バンカメ】株が26.23%暴落し$23.77で終わっており、一気に経営危機が表面化してきたからです。 このままいけば近々に$20を割り込み、下手しますと$10をも割り込む暴落状態に陥る可能性があります。 色々な金融機関を買収するのは戦略上必要かも知れませんが、今の金融市場は買収される会社の資産にものすごい疑念を持っており、【バンカメ】の自己資本が棄損するのではないかとの懸念を持っているのです。 【バンカメ】の経営者は大変なミスを犯したと言えます。 ところで、今日の【ダウ平均】は508ドル余り下落し、昨日の安値である9522ドルを割り込み、9447ドルで終わり、チャート的にも非常に悪い形にきてなっています。 今、金融市場が溶け始めており、ダウ平均の1,000ドル安が近々に見られることになるかも知れません。 【バンカメ】が危機に陥る姿は米国金融市場の<死>を意味しますがその日が近いのかも知れません。
867 投稿日: 2008/10/08(水) 22:36:41 (協調利下げと最後の手段) G7で【協調利下げ】を発表すると噂されていましたが、市場の予想を超えた暴走で一足早く利下げに追い込まれていますが、この効果は数日もすれば消えます。
今の金融市場は利下げをして済むという次元ではなく、銀行をすべて国有化して精算するしか道はないほど金融市場は疑心暗鬼になっているのです。
しかも、今回の利下げで低利の預金を嫌って、【預金】の流出は急増すると見られ、資金不足が激化してきています金融機関にとり最悪の状況を招きます。
通常の不況であれば利下げは有効ですが、現下の金融市場の麻痺下では低利の運用を嫌って金融機関は余計に資金を市場に放出しなくなります。
市場閉鎖への道はさらに一歩前に進んだことになります。
868 投稿日: 2008/10/09(木) 10:50:33
(株式市場閉鎖に追い込まれたロシア) 【ロシア金融当局】は売りが殺到したため、株式市場閉鎖(MICE/RTS)を決定しています。 これが他の世界市場に波及するのは必至であり、世界の金融市場は次第に追い込まれています。 また、【ブラジル】はドル売り介入を行っていますが通貨安がおさまらず、8月上旬からすでに60%以上の暴落となっており、【韓国】ウオンも一ドル1380ウオンまで下落し、10年ぶりの安値となってきています。 今、世界的に金融メルトダウンが進み始めており、金融市場は次第に追い込まれています。
869 投稿日: 2008/10/09(木) 10:57:27 (鉄のトライアングル) 【NYダウ】は協調利下げを受けて上下の激しい動きとなりましたが、結果189ドル余り下落し、9,258ドルで終わっています。 高値は181ドル上昇し9,628ドルまで上昇していましたが、この上げを維持できなかったもので安値は9194ドルとなっており、上下の幅は434ドルとなり、方向感がない激しい動きとなっていました。 昨日も記載しましたが、今回の緊急利下げは世界の金融当局が<追い込まれて>行った緊急対策であり、市場からしますと「とうとうここまで追い込まれたか」という感覚となるのです。。 今、金融当局に必要なことは腰を据えて対応することですが、世界中の金融当局者は浮足立っており、市場からみますとこれほど怖いことはありません。 ではなぜ金融当局者は浮足立っているのでしょうか? 答えは簡単です。 事態を読み違えていたからです。 今起こっています金融危機は<通常の金融混乱・景気後退>ではなく、最後は<金融恐慌>にまで発展するという認識であれば、対応も違っていたのです。 ところが、金融当局者、特にヨーロッパの金融当局者は事態を完全に甘く見て対応を場当たり的にしかしてこなかったために、後手後手に回り市場は恐怖を覚えてしまったのです。 ワールドレポートでは、【ブッシュショック】のことを解説したことがありましたが、米国はすでにこの準備を終えており、いつでも発動できる体制にありますが、 ヨーロッパ(ECB)はそれだけは避けて欲しいと懇願しているはずです。 アメリカが一人勝ち政策を発動すればロシアが追随し、そしてフランスもユーロから脱退しフランスフランを復活させアメリカに追随します。 今後、世界をリードしていく≪米国・ロシア・フランス≫という鉄のトライアングルが自国一人勝ち政策を発動すれば世界経済は麻痺し、金融恐慌に突入し、資源・穀物を持たない【日本】は生きていけなくなります。 今回のロシアの株式市場閉鎖が第一弾とすれば、次にはフランスが次の一手を打ってきます。 日本に残された選択肢は極めて限られており、最悪の事態を想定して対応するしか ありません。
870 投稿日: 2008/10/09(木) 10:59:21 (トヨタ景気の終焉:愛知県) 今まで【トヨタ】の輸出好景気で経済を下支えしてきていました【愛知県】の景気ですが、愛知県が発表しました中小企業業況判断指数(7−9月期)は過去最大の下落をし、完全に失速していることが明らかになっています。 全産業DI マイナス68.8(−12.2ポイント) <内訳> 製造業 マイナス63.1(−16.5) 輸送用機器 マイナス52.9(−33.7) 上記の通り、激減したのが【輸送用機器】関連でここにきて一気に悪化していることが分かります。 【トヨタ】景気の終わりがすべてですが、今後愛知県の景気は今までほかに比べてよかった分、落ち込み方は半端なものではないはずです。
871 投稿日: 2008/10/10(金) 07:59:59 (上場リートの破たん:終わりの始まり) 一説では上場投信(リート)は金融庁が作った金融商品であり破たんさせないという見方もありましたが、今日、【ニューシティーレジデンス(コード8965)】(A格)が負債総額1123億円で破たんしています。 最後の株価は71,000円でしたが、年初来高値は46万円で、昨年高値は5月25日に記録した<74.7万円>でした。 一年余りで10分の一になった上に紙くずになったことになります。 そして今回の経営破たんが今後の不動産市場の暴落を呼び込みます。 現在でも一部で言われていますが、資金に困った≪私募投信≫が1億円の物件を1,000万円で売却している事例もあると言われており、今後もこれら投げ売りが続出するでしょうから、不動産価格は≪暴落≫することになります。 5億円で買われた1,000坪の土地が1,000万円で投げ売りされた事例もあり、何でもありの価格になってきているのが不動産なのです。 上場投信・上場不動産会社の中に<破たん予備軍>が10社以上あると言われる位であり、不動産市場は恐ろしい状態になるのが避けられません。
872 投稿日: 2008/10/10(金) 10:08:11 AIGは、FRB融資の6兆円分は使い果たしたなんて、先日ありましたが (金融株のメルトダウンと鎖国主義) モルガンスタンレー −25.89% メリルリンチ −25.92% AIG −23.64% ゴールドマン −10.31% バンカメ −11.18% 10%の下げがたったこれだけ?と思える程、上記3社の株価は暴落しています。 中でも、【AIG】は再度FRBから緊急融資を受けていますが、今やFRBが命綱を握っていると報道される位、自主経営ができておらず、このままFRB(米国政府)が【AIG】を支え続けるのが妥当かどうか近々に重大な判断が下されるかも知れません。 世界中で取り付け・解約の嵐に見舞われている【AIG】ですが、一日で1兆円もの資金流出になっているとも言われており、FRBがたとえ10兆円投入しましても 10日間しか持たないということになっているのです。 もはや保険・金融会社の体をなしておらず、格下げされれば、即、危機的な状況に陥ることになります。 その格下げと言えば【GM】株が30%以上暴落していますが、S&Pによる格下げもあり、いよいよ【フォード】とともに経営破たんが近いかも知れません。 そうなれば日本の自動車会社に対する風当たりは強まり、海外からの輸入車全面輸入禁止という事態もあり得、輸出で利益を上げてきています【トヨタ】などは赤字に転落する事態も出てきます。 『保護主義は自由主義の敵』と言いましても、自国を代表する巨大企業がバタバタ倒産する状況下では自由主義も関係ありません。
873 投稿日: 2008/10/10(金) 10:35:31 (大和生命の経営破たん) 大和生命が経営破たんするとの情報が流されており、とうとう日本でも株安等の影響で経営破たんする金融機関が出てきています。 世界的株安は何度も指摘してきましたが、日本は別という意見が強かったですが、 世界ではいち早く生保が破たんしたことは、今まで隠されてきた日本の金融機関の 影”の部分があぶりだされてきたとも言えるのです。 詳しいことはまた改めて記載しますが、この3連休は非常に『危険な』状態になってきています。
874 投稿日: 2008/10/10(金) 10:50:52 (ブッシュ大統領の緊急声明) ブッシュ大統領はワシントン時間で夜11時に緊急声明を出しますが、極めて厳しい内容になるかも知れません。 今、『日経平均先物』はサーキットブレーカーが発動され、取引が停止されていますが、公的資金の買いもあり今後戻しはするでしょうが時間稼ぎの域を出ません。
875 投稿日: 2008/10/10(金) 12:35:44 (危機的状況になってきた金融市場) <株式市場>の暴落以上に衝撃が走っているのが<為替市場>です。 ユーロ 132.63円 ポンド 166.45円 豪ドル 64.97円 NZドル 57.96円 スイス 86.56円 【ユーロ】の下落もすごいですが、【ポンド】、【豪ドル・NZドル】は暴落状態になっており、このままいけばこれら各国は壊滅的な打撃を受けることになり、それを防ぐために、<為替市場の閉鎖・資本の海外持ち出し禁止>を発表することになりかねません。 特に、【豪ドル・NZドル】はまさにフリーフォール状態になっており、今後日本人が保有します投信・国債を売ってきた際にはここから更に暴落することもあり得るために、取引そのものを停止することもあり得るのです。 金融市場閉鎖の時期は【豪ドル・NZドル】が50円になった時かも知れませんが、 今の為替市場では10%の上下動は一日で達成できますので、近々に金融市場閉鎖が発動されるかも知れません。 また、【ユーロ】ですが132円台に入ってきており120円台も時間の問題であり、そうなれば日本人の総投げが入りますので、そのまま一気に110円台に突入し、取引が停止されることになるかも知れません。 【ドル】は、上記の通貨安に引きずられる形で<ドル安・円高>になっていますが、 【ドル】の値下がり率は非常に小さく、今の市場では比較的強いとも言えます。 今後、ヨーロッパ最強通貨である【スイス】フランが暴落するとも言われており、
876 投稿日: 2008/10/10(金) 15:16:23 (暴落し、売買停止になった国債先物) 【国債先物市場】が大荒れになっており質への逃避として国債が買われ、一時は59銭高まで買われまましたが、その後暴落し一時は2円66銭もの下落を見せ、売りもの殺到で売買停止となりました。 【株式先物】もサーキットブレーカーが発動され売買停止になり、インドネシアでも売買停止が続いており、次第に金融市場は機能停止状態に陥ってきています。 今日のヨーロッパ・NY株式市場が暴落するようなことがあれば、来週すべての金融市場が閉鎖される可能性があり市場の緊張は極限にまで高まっています。 また、一部ではパニック的に現金引出が行われたとも言われており、日本は明日から3連休に入りますので、現金をATMから引き出そうとしましても引き出せないという事態に陥る可能性があり、金融市場がいまや信用崩壊の瀬戸際に来ています。 株式の売買停止、国債先物の売買停止、そして次にくるものは? 為替の暴落しかありません。 【ユーロ】が一日で20円以上暴落しましても暴落続きで誰も驚かなくなるかも知れません。
877 投稿日: 2008/10/10(金) 16:06:01 (カウントダウンが始まった最後の手段) 【日経平均】は9.62%下落し8,276円まで暴落して終わっていますが、5日間の下落率は<24%>に達しておりこれは過去最悪と言われています。 今まで政府関係者から『日本は健全』としきりに言われていましたが、ふたを開ければ日本の生保が世界で一番早く倒産するという有様で、かつ過去最大の下落率を演じているのです。 しかも今晩の【ヨーロッパ・NY市場】次第ではこのまま連休明けの市場は開かない可能性があります。 すでに【ヨーロッパ市場】では先物市場が暴落しており6%以上暴落して始まるかも知れませんが、今や金融危機はヨーロッパが中心になっており、ヨーロッパ中の銀行が国有化されるかも知れませんがそうなれば、新たな問題が出てきます。<CDS>です。
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