女の世紀を旅する
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2003年08月24日(日) 《 女性の美しさ 》 輝く笑顔

《女性の美しさ》


先日,衛星放送テレビでアメリカのメジャーリーグを観戦していて,感心したのだが,子供たちが実に純朴で,微笑を満面に浮かべて野球を素直に応援している。やけにかわいいのだ。女性たちも本当にビューティフルな微笑を浮かべている。輝く笑顔こそが,どんな人間をも魅力的なものに映し出してくれることを如実に示している。

それに反し,同じ野球場の日本の子供たちの無表情な,無愛想さは,全然かわいくないのである。子供らしい純真無垢さが感じられない。実に悲しげな顔をしている。どうして,こうも違うのだろうか。本当の笑顔は,内面から出てくるもので,そうした輝く笑顔こそが人間を魅力あるものにするのは確かだ。

それにしても,アメリカの女性や子供たちの自然な美しいスマイルは,やはり精神的余裕があるからこそ自然に出てくるのではなかろうか。愛情にめぐまれていることのあかしに私には思われた。


以下は,「女性の美しさ」に関するメールマガジンからの引用である。筆者はなかなかの洞察力の持ち主で,文章もユーモアがあって面白いので転載しておきたい。







 [輝く笑顔]                 筆者 安藤朋子


〃素敵な女性〃といわれる人はファッションやメイク以上に、豊かな
感性やライフスタイルなど、「心」の部分で人を魅了するものです。
逆に、いくら美しく素敵になろうとしても、心のゆとりを失っている
人は笑顔もぎこちなくなってしまいます。


これは、「2倍楽しくやれば、3倍美しくなれるのに」と私が思った、
ある温泉地での若い女性の話です。
私はお風呂が大好きです。いつでもどこでもお風呂に入ることができ
れば、温泉であろうと、ホテルのユニットバスであろうと幸せ。


私の場合、子供のころからのしつけで、お風呂では湯船に入る前に身
体を洗います。ある温泉地の大浴場で、いつものように蛇口の前に座
って、機嫌よく身体を洗っていました。


すると右隣から、バシャバシャとお湯が飛んできます。思わずチラッ
とそちらを見ました。20代前半くらいの女性です。彼女は、身体の
すみからすみまで、それはもう念入りにゴシゴシ洗っては、バッシャ
ー、バッシャーとお湯をかぶるのです。


そのたびに周りにお湯が飛び散るのですが、彼女は自分の身体をキレ
イにすることに夢中で、ほかはいっさい気にしていない様子です。
私はあきれてしまい、手をとめてしばらく彼女を観察していました。


彼女はそのうちスクッと立ち上がると、サウナルームに向かいます。
しばらくすると出てきて、私の近くまでくると、今度は「イチニ、
イチニッ」とかけ声つきで体操を始めたのです。


もちろん、生まれたままの姿、なに一つ身につけていないまま…。
私は思いました。「彼女は、とにかくなにがなんでもキレイになりた
いのだ」と。自分がキレイになるためならば、他人の迷惑などおかま
いなし。


「私がキレイになることのどこが悪いの!みんな引っ込んでなさい!」
まるで彼女がそう叫んでいるようでした。
「でも……」と、私は思わずにはいられませんでした。自分がキレイ
になるために、自分をいたわるのは当然です。


でも、それと同時に他人の迷惑や痛みに気づけないようでは、心に余
裕がなくなり、ギスギスした雰囲気の女性になってしまうのに…と。
美しさは、心のゆとりというエッセンスによって培われるものです。


恋をすれば美しくなるというのも、恋人の存在によって自分に自信が
生まれることで、周りに気を配る余裕ができるからだといわれています。
それなのに、「美しくなるために血相を変えて、目を血走らせて」では、
せっかくの努カも水の泡ではないでしょうか(石鹸の泡かもしれません
が!?)。


ですから、お風呂もお肌のお手入れも、自分で楽しみながら、そして他
人にも楽しい気分を分け与えながら、リラックスしてやってみましょう。
「2倍楽しくやってみてください。あなたは3倍美しくなれるはずです」





                       




カルメンチャキ |MAIL

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