女の世紀を旅する
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2003年08月17日(日) 《 恋愛について 2 》 (世界の文学者の格言)

《恋愛について 2》 (世界の文学者の格言) 







1.恋が生まれるまでは,美貌は看板として必要である.    
(スタンダール『恋愛論』 )






2.友情と結婚.最良の友人はおそらく最良の妻をえるだろう.よい結婚は友情の才能にもとづくからだ.(ニーチェ『人間的,あまりに人間的な』)







3.彼女らのどこを探しても中身は何もなく,ただお面でしかないといった女がいる.こんなお化けに近い,どうしても満足できないに決まっているものと関係する男はかわいそうなものだ.ところが,男の願望を最も強く刺激する力をもっているのは,ほかならぬこういう女なのだ.男は彼女の魂を探しもとめる.そして永遠に探しもとめる.
(ニーチェ『人間的,あまりに人間的な』)






4.男が女を愛する第一の条件は,その女が自分の気に入るかどうかということである.ところが女にあっては,もう一つの条件がいる.それは自分の選択が他人に気に入れられるかどうかということである(ロマンヴィル)





5.好きな男のあいまいな言葉でさえ,好きでない男の明白な愛の言葉よりも心をかき乱すものである.(ラ=ファイエット夫人)





6.ひとは女を愛するにしたがって,いっそう女を憎む心に近くなる.
  (ラ=ロシュフーコー『箴言と考察』)





7.よくある結果から,恋とはどういうものか判断すれば,それは友情よりは,ずっと憎悪に似ている. (ラ=ロシュフーコー『箴言と考察』 )





8.けっして愛しそうもない人々に対しては,真の憎悪はありえない.憎まれるに値しないような人に対しては,極端な愛は決して生まれない.
   (ヴァレリー『ありのまま』 )






9.恋愛というものに年齢はない.それはいつでも生まれる.
  (パスカル『パンセ 』 )





10.恋愛における不幸の九割は,文通から生じる.それはちょうど,飲料水から腸チフスにかかるようなものだ.(モーリス=ドネ)






11.女性が最も激しく愛するのは,往々にして最初の愛人であるが,彼女が最も上手に愛するのは,常に最後の愛人である.
    (アンドレ=ブレヴォ『楽天家用小辞典』)





12.恋はショックから始まる.(スタンダール『恋愛論』






13.享楽の対象とされていない女は,愛されている女である.
(ボードレール )






14.愛する女と暮らすには一つの秘訣がいる.すなわち相手のクセを変えようとしてはいけないことだ.われわれの気にさわる欠点を直そうとすれば,たちまち相手の幸福まで破壊してしまう.(シャルドンヌ『エヴァ』 )





15.短い不在は恋を活気づけるが,長すぎる不在は恋を滅ぼす(ミラボー )






16.老いたる女というものは存在しない.すべての女性は,いくつになっても,もし恋をするならば,もし優しくあるならば,男に無限の瞬間を与える. (ミシュレ『恋について』)





17.恋に狂うとは,言葉が重複している.恋とはすでに狂気なのだ.
                     (ハイネ )





18.恋愛は性欲と違って,唯一の相手を求める.性欲だけなら結婚は不必要だ.性欲は相手を尊敬しない. (武者小路実篤)









カルメンチャキ |MAIL

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